2018年11月09日 01:58 - 02:28

BAKUMATSU 第六話

時は幕末。日の本の未来を憂い、各々の信念に従い突き進む志士たちが魂を燃やす時代。長州の風雲児・高杉晋作は桂小五郎とともに幕府海軍船に潜り込もうとしていた。 高杉晋作:中村悠一  桂小五郎:江口拓也  坂本龍馬:三木眞一郎  土方歳三:染谷俊之  近藤 勇:佐藤拓也  沖田総司:代永 翼  山崎 烝:八代 拓  徳川慶喜:鈴木達央  帝:武内駿輔 オープニングテーマ「Spiral Maze」 歌:MIKOTO  エンディングテーマ「遥かなる旅」 歌:佐々木恵梨 監督:渡辺正樹  助監督:齋藤昭裕  シリーズ構成:横谷昌宏  アニメキャラクター原案:夏生  アニメキャラクターデザイン:島村秀一  アニメーション制作:スタジオディーン   ◇番組HP  http://www.tbs.co.jp/anime/BAKUMATSU/   番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。 高杉晋作 / 中村悠一 / 江口拓也 / 三木眞一郎 / 染谷俊之 / 佐藤拓也 / 翼 / 拓 / 鈴木達央 / 武内駿輔 / 横谷昌宏 / 夏生

(高杉)宝をあずかりしもの
刻を操り 天下を得たり
かつて村上水軍が使ったとされる秘宝
時辰儀を追って
京の町に来た俺と桂は突然の光に のみ込まれた
気がついたら そこは
俺達がいた日本とは違う歴史をたどった もう一つの幕末
(桂)徳川は滅び
無限斎という男が支配している
無限斎は新撰組を従え
からくり人形を操り
町の人を怖がらせてる
さらに城の中では飛行船とかいうもんを作り
異国に攻め込むつもりらしい
俺はそいつを全部 燃やしてやったが
時辰儀で時を戻され
なかったことに されちまった
俺も からくり人形を動かす仕掛けを壊したが
やはり 時辰儀に時を戻された
時辰儀がある限り無限斎に手は出せねえ
と思ったが 城の中にいい助言をくれるヤツがいたんだ
時の奔流に流されようとも
得られるものがある
それを見つけることだ 高杉晋作
そう それは記憶
時を戻されても俺達の記憶は奪えない
それに気づいた俺達は
からくり人形を止める仕掛け作りを始めた
形が見えてきましたね
刀工の妻はい でも共鳴を相殺するための中心部がまだです
それに 質のええ鋼が残り少のうなってきました
調達しようにも先立つものが…
何だ そんなことか
早く言ってくれりゃよかったのに
おお~ 晋作 持ってるのか
ほれ!
あっ… 一文銭で何をどうしろと?
ため息
♪~
山崎これが
これが江戸の町だっていうのか
無限斎とかいうヤツの仕業さ
大番頭以下全員で守りを固めたが…
慶喜様は? 慶喜様はどこに!
分からん 生きておられるのかさえ
待っていてください
必ず 俺が…
慶喜様
慶喜こちらは良さそうだ
すみません慶喜様にまで手伝っていただいて
何 大した手間ではないよ
それより烝 知っているか
この寺にはかつて天狗が すんでいたそうだな
確か鞍馬天狗とか
ああ剣術の達人でね
牛若丸に手ほどきをしたそうだ
ただの言い伝えでしょう
しかしその天狗様のご利益に守られて
無限斎に見つからずに済んでいるのかもしれない
せめて修繕くらいはね
山崎うん?
カスミずんだ丸が帰ってきたでおじゃる
慶喜今日は何が書かれているんだ?
今 そちらへ
おじゃ…なっ…
カスミ!?
心配ない
も 申し訳ないでおじゃる
構わない
懐かしいな 赤子だったお前を
あやしてやった日を思い出す
カスミ「無限斎は現在 時辰儀が使えず」
「時を操る力を失っている」
そう書かれているでおじゃる
秘宝の噂は本当だったんだな
他には?
「一刻も早く晴明を捜し出し」
「安全な場所にかくまえ」と
晴明殿を?
ご存じなのですか?
ああ 知っているが なぜ彼を…
山崎慶喜様 無限斎が力を失っているのでしたら今こそが帝をお救いする
絶好の機会なのではないでしょうか
慶喜確かに そのとおりだが今は戦力が足りん
私がいた地下牢と違い
帝のおられるのは城の最上層防備は最も厚くそう簡単に救出するのは…
確かに
カスミ 次の文を頼む
「我々は 晴明殿の探索を開始する」
「帝救出の機を見つけた場合は」
「すぐに知らせてくれ」と
分かったでおじゃる
幹部スサノオ兵現在の進捗は およそ7割5分
作業は順調に進んでおり…
無限斎予定では9割を超えている頃ではなかったか
申し訳ありません
この日の本では誰も作ったことのないものだけに…
言い訳はいい 完成を急げ
幹部スサノオ兵はっ!
無限斎う~ん
まだ使えぬか うん?
久子十二将が一人 弁慶を
武蔵坊弁慶を呼べ
ヒョウ「我々は晴明探索を開始する」
「帝救出の機を見つけた場合はすぐに知らせてくれ」
以上でごじゃる
フッ ムチャを言う
ですが 慶喜様は…(帝)分かっている
だが 無理なものは無理だ
時辰儀の件ひとつとっても
お前をどれほど危険な目に遭わせたか
《(無限斎)誰だ?》
《(スサノオ兵)失礼します》
《(安堵のため息)》
我が身は慶喜様のもの
どうなろうと構いません
ため息
やれやれ 先日の高杉晋作といい
無謀な者が多すぎる
だがその無謀さが武器にもなる か
ヒョウ すまんが もう一度…
準備万端ヒョウに任せるでごじゃる
まだ何も言ってねえよ
今日も質素な食事ですみません
何を言ういろは歌にも あるじゃないか
武士は食わねど… うっ
どうしたでおじゃる? 慶喜様
あっ もしや先ほどカスミを受け止めた際に…
手間をかけさせるな
何をおっしゃいます
慶喜様
全ては このカスミの未熟さゆえ
いかような罰も お受けいたします
何を言っている
骨に別状はありません
ただの打ち身のようですからすぐに よくなります
カスミ念のため
もう少し薬草を採ってきてくれないかな
合点でおじゃる!
こうしていると 思い出すな
うん?
初めて お会いした時のことですね
ああ 視察のため大坂へと立ち寄った折だったか
《あっ…》《慶喜様!》
《いかがなされた?》
《急に めまいが…》
《(山崎)失礼します》
《何者だ!》《手出しは無用!》
《どこか痛むところはありますか》《いや》
《朝はどのようなものを お食べに?》
《予定が立て込んでいて朝は何も》
《(山崎)これを白湯に溶かして飲んでください》
《落ち着かれましたか?》
《ああ しかし先ほど白湯に入れたものは何だ?》
《ただの黒砂糖です》
《黒砂糖…》
《この見事な処置お前は医師なのか》
《いいえ 門前の小僧です》
《それでは》
《待て》
《お前 名は?》
《烝 山崎烝です》
もう随分 昔のような気がします
あれから色々なことがあったからね
山崎しかし 礼にと刀を頂いた時は驚きました
慶喜私も同じだ烝が新撰組の一員だと知った時は驚いたよだが そんな時にヤツが現れた
山崎申し訳ありませんお救いするのに時間が かかりすぎてしまい
慶喜何を…それより 改めて礼を言わせてくれ
今まで私を支えてくれて本当にありがとう
それは違います 慶喜様
ああ?
今までだけでなく
これからも です
弁慶で 誰を打ち倒せばよいのだ
徳川慶喜
弁慶ほう この城で飼い殺しにしていたと思ったが いいのか
帝との関係を考え生かしておいたまでのこと
逃走したとなれば 話は別
で 居場所は?
無限斎無論 つかんである
み み… 帝!
何事だ一大事でごじゃる
弁慶に伝えよ
「あのフクロウを追え」とな
やっぱ いい手は浮かばねえな
坂本君からの支援金も
既に底をついているし
食費を切り詰めるのも限界だな
「腹が減っては戦はできぬ」っていうのに
おなかが鳴る
羽音
あれは…
まだ明るいのに珍しいな
焼き鳥とか どうだ?
おい 晋作
うん? 足に何か…
弁慶おぬし達
この辺りで足に文を結びつけたフクロウを見なかったか
そのフクロウに どんな用だよ
時代遅れの僧兵さん
ふむ 答えぬとあらば
面白え やんのか!
よせ 晋作ケンカをして何になるんだ
売られたケンカだ止めんな 桂
邪魔すんなら こうしてやる
よせそれは やめろ!
だったら離せ
そうはさせるか
無駄な戦いは避けるべきだ
坂本みてえなこと言いやがって
命拾いしたな 若造
はっ?
晋作 あの仮面
あの仮面 松尾芭蕉のものと同じだ
スサノオ十二将か
追いかけるぞ
はあ?
面白そうなニオイがするぜ!
待て 晋作!
おじゃっ
た た た 大変でおじゃる!
お急ぎを もう刺客は放たれているでおじゃる
山崎慶喜様 右手の具合は?慶喜大丈夫だ
あっ…何者?
スサノオ十二将が一人
武蔵坊弁慶
あっ あの伝説の?
山崎用件は聞くまでもなさそうだな
話が早い
ヤツの狙いは私だここは私が…
いいえ お下がりください
その手では刀を振るうことはできません
しかし…
カスミ 慶喜様の護衛を頼む
合点でおじゃる
ふ~む
フンッ てやっ!
ほう
はっ!
何という軽やかな身のこなし
鞍馬天狗に剣を習った牛若丸のようだ
はあっ!
よし!とったでおじゃる!
いい身のこなしだ
フッフッハッハッハ…
何っ!
まさか あの男 全身に…
カスミ刀をまとっているでおじゃる
報酬として 無限斎は
倒した者の刀を手に入れることを許してくれてな
今 我が手元に999本
その中でもよりすぐりの刀が我が身を守る鎧
喜べ お前の刀が千本目だ
なるほどな千本目を持たぬということは
お前は本当の主に出会わないまま
こちらへ来てしまったのか
本当の主だと?
ハッ! 俺は誰にも仕えぬ
無限斎も刀集めのために利用しているだけ
かわいそうに
守るべき主君を持たない者が
武の象徴である刀を求める
こんなに滑稽なこともない
抜かせ~ 若造!
待て 晋作 息が…
ああ? 何だ だらしねえ
大体 ヤツが十二将だとして追いかけて どうする?
松陰先生も言っていた
「何もせずに機会を失うのは人の罪である」ってな
もしかしたら無限斎を倒す手がかりを
得られるかもしれねえだろ
確かに そうだが
ほら 行くぞ!
えい!
どうした どうした~!
慶喜無数の刀をまとっていながらなお あれだけの動きができるとは
カスミ恐ろしい敵でおじゃる
守るべき主君を持たぬ者が どうしたと?
その程度では主君どころか 自分の身も守れぬな
烝 もういい刀を捨てろ
しかし…構わん
分かりました
はあ?
ようやく負けを認めたか
はあ? 何のマネだ
慶喜様から もらった刀で
お前を倒したかったけど 参る!
刀で身を守っていてもこの威力なら衝撃は伝わる
ていっ こしゃくな~!
これは…
本来 烝は棒術の達人
慶喜私が授けるまではほとんど刀に触れたこともなかったそうだ
では 先ほどまでは…
この私に忠義立てをして
慣れぬ刀で戦っていたんだよ
調子に乗るな~!
ぐっ
ぐぐぐぐ…
ぐわっ この若造が!
終わりにしよう
はあ~!うお~!
跳んだ!?
あっ うっ!
ぐわっ
千本目が 欲しかったんでしょ
ううう… うわ~!
最期は弁慶の立ち往生か
あいつ 徳川慶喜?
何っ!
あれは?
うん?
見ろ いい鋼の材料になりそうだぞ
見事な戦いぶりだったよ 烝
俺は 良き主に恵まれました
何を言うこちらこそ 良い家臣に恵まれたカスミも ヒョウも
そして 烝
慶喜お前もな
命を救われるのはこれで何度目だろうな
申し上げたはずです
何度でも お救いします
この命ある限り
頼りにしているぞ
♪~
晋作 頼みがあるんだ
改まって どうした?
たまには俺にも予告を言わせてくれ
いいぜ
えっ ありがとう!
次回「BAKUMATSU」第7話「暴走トッキュウ」
「死ぬな、桂!」って え~っ!?
来週も面白いもん見せてやる!

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