2018年11月03日 16:00 - 16:30

バース・デイ

過去の自分を突き破り、未知なる自分が産声をあげた時、人生という名のカレンダーに新しい記念日が刻まれる。そんな瞬間を迎えた人たちに密着するドキュメンタリ番組です。 番組の最後に、必ず物語の主人公達は、何らかの結果と向き合う。それは、勝利とはかぎらない、敗北、希望、挫折… しかし、その瞬間、彼らは新しい自分を発見するはずだ。 【語り】  東山紀之 【プロデューサー】  後藤隆二  鈴木栄蔵  飯田晃嘉  大久保徳宏  畠山渉    【総合演出】  小杉康夫 ■番組公式HP■  http://www.tbs.co.jp/birth-day/    ■番組公式facebook■  https://www.facebook.com/tbs.birthday    ■番組公式Twitter■  https://twitter.com/tbs_birthday 【関連番組】  『プロ野球戦力外通告』  『プロ野球選手の妻たち』  『SASUKE』 など 番組のタイトルは、毎年巡ってくる誕生日(バースデー・バースデイ)のことではありません。過酷な現実に立ち向かう主人公の“人生に刻まれた、忘れられない大切な一日"を番組では『バース・デイ』と呼びます。 TBSテレビ   番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。 東山紀之

平成最後の日本シリーズは
圧倒的な成績でセリーグを制した広島東洋カープと
パリーグ2位から下克上を狙う福岡ソフトバンクの
激闘が続いている
実況ランナースタート 甲斐の肩甲斐キャノンが勝ちました!
そして おととい
柳田の一振り!ボールはライトスタンドへ!
決まった! 試合を決めたのは柳田
4番の一振りでソフトバンク王手をかけました!
柳田の劇的なサヨナラホームランで
ソフトバンクがついに王手をかけた
実は 指揮官工藤公康は
開幕前 我々の密着取材の中で
こんなことを語っていた
そのために どうすべきか
工藤は
を我々に明かした
ここは 自費で用意した部屋
工藤は6台のモニターを駆使し
ペナントレース 6試合全てを隅々までチェック
こうした 日々の蓄積が
クライマックスシリーズで敵のキーマンに全く仕事をさせず
日本シリーズでも
3番丸を封じ込める戦略の源になっていた
ケガ人続出で 例年に比べ戦力ダウンに苦しむチームながら
日本シリーズ連覇まであと1勝に迫る 福岡ソフトバンク
打球はライトへ!入りましたホームラン!
日本一の野球オタク 工藤公康の
驚きの采配に迫る
先に4勝したチームが栄冠を手にする 日本シリーズは
監督の采配一つが勝敗を大きく左右します
現役時代から短期決戦にめっぽう強い
ソフトバンクの工藤公康監督は
広島に対しどんな采配を振っているのか
激闘の舞台裏に迫ります
平成最後の日本シリーズは初戦から激闘だった
空振り三振これがエースのピッチング
千賀 腕を振った 空振り三振!
今度は落とした! 空振り三振
その中で際立ったのが
工藤の大胆な選手起用だった
2点をリードされた 5回表
2アウト 2塁3塁のチャンスに
まだ 球数61球だった先発千賀に
代打デスパイネ
解説1点取れる時に取らないと
なるほど なるほど
解説こういうチャンスは もうあるかないか分かんないですから
極端な言い方かもしれませんけど今日のゲームの行方を占いそうな…
そして
第4球 追い込んで 投げました変化球打ちました ピッチャーの足元
セカンドゴロだ 今回り込んだ菊池踏ん張って1塁送球 間に合うか
あっ ボール取れない取れない3塁ランナー生還
そして今 3塁ランナー2人のランナーがホームイン 同点
これが工藤監督の執念か!
見事 チャンスをものにし同点
失敗すれば采配ミスを揶揄される場面で
迷いなく勝負に出た
そのあとは 第2先発武田が好投
先発から中継ぎに回った武田
落とした 空振り三振!
さらに 強力カープ打線に押され気味だったゲームを
自慢のリリーフ陣が何とか踏ん張った
結局 試合は 延長12回
4時間38分を費やした敵地での初戦
ベンチ入りの選手23人を使い
引き分けに持ち込んだ
5回の同点劇をはじめ工藤の采配が各所で的中した
そんな印象が強く残った試合だった
ソフトバンク前監督野球解説者の秋山幸二も
工藤の手腕に舌を巻く
スタッフデータ分析か確信を持って
まあ そうですねだからまあ
とこですよね
翌日のスポーツ紙にも
工藤采配を称賛する記事があふれた
2015年の監督就任から
4年連続Aクラス2度の日本一と
文句のつけようのない成績を残してきた工藤だが
今年ほど その戦略や采配がクローズアップされたことは
ほとんどない
実は 今シーズンの開幕前
我々は工藤の密着取材を行っていた
そこで 目の当たりにした驚きの光景
ここは自宅とは別に自費で借りている
仕事専用の部屋
そこにはテレビモニターが6台も
何と 工藤はここで
1日最大6試合行われるプロ野球中継を
6台のハードディスクをフルに使い録画
パリーグのみならずセリーグも選手の個々の特長にいたるまで
入念にチェックしていたのだ
工藤は ここで気付いたことを
スコアラーから上がってきた資料と照らし合わせ
自軍の選手に伝えたり
相手チームへの対策を考えるヒントにしていた
野球中継で よく見られるこんなシーンには
自ら集めたデータの裏付けがあった
工藤は選手に 自信を持ってアドバイスを送っていた
スタッフへえ
スタッフ見づらい… なるほどねえ
スタッフすぐ分かりますよねモニターだと
さらに驚かされたのは
あることを学ぶためにわざわざ渡米したこと
一体 何を学んでいるのかというと
手術が終わってケガをした時はリハビリが入ってきます
まるでケガ人が続出した今シーズンを予見するかのように
その最新の対処法を求めていた
うまくいってない場合はこの疎通ができてないです
なるほど 素晴らしいですね
なかなか やっぱり
そして学んだことをコーチ陣と共有
選手一人一人の日々のコンディショニングチェックを怠らない
あとまあ
よろしくお願いします
監督1年目に行ったこの番組の対談でも
工藤は こう語っていた
そして
まず あの
彼の手腕の源にある
それが 今年ほど チームに力をもたらしたシーズンは
これまでなかったのではないだろうか
ペナントレース中盤
先発投手陣にケガ人が続出
すると…
育成選手のルーキー大竹耕太郎を迷わず起用
首位西武戦に先発し
素晴らしいピッチングで危機を救った
チーム内の行き届いた情報伝達があってこその
大抜擢だった
さらに 絶対的守護神サファテが離脱すると
去年まで中継ぎだった森唯斗を抑えに起用
ソフトバンクの守護神森
すると セーブ王に輝き
シーズン後半の快進撃を支えた
3アウト ゲームセット
最後は森がピシャッと締めました
内野の要今宮がケガで離脱すると
田知季がカバー
セカンドに育成出身の牧原大成を抜擢すると
大活躍
強肩で日本中をうならせたキャッチャー甲斐も
課題のバッティングで結果を出し
下位打線の攻撃力が充実
主力選手の離脱を控え選手で埋めるだけでなく
調子を見極めチーム力を極力落とさないよう
スターティングオーダーの組み方に毎試合のように知恵を絞った
そんな今年の戦いぶりを 秋山は
っていうのは
そんな工藤の手腕が最大限に発揮されたのが
クライマックスシリーズ
西武のキーマンを完璧に封じ込めた
その恐るべき戦略とは?
さらに
マウンド上は加治屋
投げました ショートへゴロが行った打ち取っている
アウト 3アウト 三者凡退
選手を奮い立たせる
観客の拍手
さらに シリーズの流れをつかむ工藤采配の秘密に迫る
初球から打った 抜けた工藤采配ズバリ!
今シーズン リーグ2位で終わった福岡ソフトバンク
工藤は 優勝を逃した瞬間から下克上を心に誓っていた
目指すは
そのために シーズンでは先発の一角だった 武田 石川を
リリーフに配置
さらに 1位西武に勝つために
コーチ スコアラーにこんな指示を出していた
そのために秋山の映像やデータなど
PDFファイル 200枚に及ぶ材料を徹底分析した
その結果 秋山の弱点が判明
その
秋山が最も苦手なコースは外角低め
ここを執拗に攻める
こうすることで 秋山はバッティングの幅が狭まり
得意なコースでもジャストミートできなくなる
この投球で秋山の出塁を抑え
西武打線の破壊力を半減させる戦略だった
これが ズバリ当たった
秋山は クライマックスシリーズ5試合でヒットわずか3本
打率1割台に終わった
レフトの守備範囲 つかみました
秋山 ソフトバンクの投手陣に抑え込まれています
この秋山対策はペナントレースでの対戦から
すでに種がまかれていたものだという
そう シーズン最後10試合の対戦で
ソフトバンク投手陣は 徹底してインコースを攻めていた
秋山は インコースを得意にしているが
インコースを厳しく攻められ続けたため
過剰にインコースを意識したままクライマックスシリーズを迎えていた
インコースファウルになります
インサイド厳しいところを打っていった
セカンドゴロです
そのため 外角中心にガラリと変わった配球に
とまどっていた
甘く入ったとらえきれません 秋山
普段ならヒットにしていた甘いコースも
とらえることができなくなっていた
ということは
すごくこうそのままこう
さらに驚かされたのは
打線の組み方が 毎日変わった
松田の調子が上がらないと見るや
即 スタメンから外し
キャプテン内川を初めて下位の7番に置くなど
勝負に徹した
インタビュアーこのシリーズに関してはスターティングメンバーを入れ替えたりこの辺の決断 どのように感じていたんでしょうか?
セリーグ3連覇を果たしたカープとの日本シリーズでは
カープのキーマン 3番丸を西武秋山に見立て
最も苦手なコース 内角低めを徹底的に攻めさせた
千賀 インコースをついた際どいところ
またインコース
今度は落としたレフトフライになりました
インコース 窮屈なバッティング悔しそうな表情を見せた丸
フライアウトです
こうして3打席で意識づけしたところで
一転 外角攻め
アウトローいいところに決まりました
すると 5打席目には
落とした
明らかなボール球に手を出した
丸は5試合終わって打率1割台に沈んでいる
これも変化球 空振りの三振
さらに セリーグトップの盗塁数を誇る広島を
キャッチャー甲斐が止める
ランナースタートしてキャッチャー甲斐が2塁に送球
滑り込んで タッチアウト!ここも甲斐キャノンがさえました
そして 工藤のさえが最も見られるのは
超攻撃的な采配
1アウト ランナー1塁ランナースタート
打っていった 12塁間 抜けていく柳田は3塁へ
エンドラン成功工藤采配がズバリ的中しました
6回 松田に代わって代打長谷川の初球打ち
これが流れを一気にソフトバンクへ引き込んだ
初球から打った センター返し抜けていく!
工藤采配がズバリ的中しました
スタメンはここまで同じものは一つもない
工藤に常識は通じない
その中ではすごくこう
そして おとといの第5戦
中投げました 引っ張ったー!
打球はライトへ!
入りました ホームランサヨナラ!
ここまで不振にあえいでいた柳田が サヨナラホームラン
ソフトバンクは 3勝1敗1分けと日本一連覇に王手をかけた
そして今夜 第6戦を迎える
ぜひとも
日本一になれるようにきっと日本一になります
応援よろしくお願いします
観客の拍手と声援
来週の「バースデイ」は弱小 東京大学野球部に
15年ぶりの勝ち点をもたらした監督に密着
偏差値80 東大ならではの異例のスカウト活動とは?

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