2018年12月30日 17:55 - 21:00

世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】

画像だけでダイジェスト

大工や左官、家電職人ら日本の職人5人がドイツへ!ボロボロの危険な小学校や「お金が無い」消防署、動物保護施設を修理!感動…職人の技と思いで子供やお年寄りが笑顔に! 日本の匠の技を持つ職人たちがワゴンに乗り、“壊れたモノ”を修復すべく困難な課題に立ち向かいます。日本の職人たちが繰り出す繊細で時に豪快な“ニッポンの技”、海外で困っている人たちの助けとなるべく、これらを駆使し、世界の人々に喜びを届けます。  日本が世界に誇る技術力を改めて見つめ直し、モノの大切さを伝えます。 家具職人、左官職人、大工、宮大工、家電修理職人など総勢5人の職人    【ストーリー・テラー】小泉孝太郎 小泉孝太郎

「孤独のグルメ 大晦日スペシャル京都名古屋出張編」は
12月31日 大晦日夜10時 スタートでございます。
今年最後の一食は生放送で あなたと一緒に。
ニッポン伝統の技で世界の壊れたものを修理。
今回の舞台は マイスター発祥の地 ドイツ。
待ち受けていたのは驚きの依頼の数々。
ニッポンを代表する職人たちが
技術とプライドをかけ 修理に挑む。
ニッポン伝統の技で世界の壊れたものを修理。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ニッポンが誇る
さまざまな分野の腕利き職人が集結し
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
大切なものを直せず困り果てた人たちを救うべく
修理に励む。
これまで歴史あふれるヨーロッパの5か国で
修理を行ってきた 職人ワゴン。
今回 職人ワゴンが走るのは ドイツ。
ヨーロッパ大陸の中央に位置し
歴史と伝統が感じられる
美しい街並みが広がります。
かつて東西を分けていたベルリンの壁は
今では 高層ビル群に変わり…。
GDPは 日本に次ぐ
世界第4位の経済大国。
しかし その一方で
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
格差社会が問題に。
社会的 文化的な東西の格差は
いまだに大きいのが現状。
更に 倒産した町まで…。
格差は 人だけではなく町単位でも…。
そんなドイツの人々のために職人ワゴンは走りはじめました。
世界中の困っている人を救うため
ニッポンの職人たちが修理の旅へ。
職人ワゴン 第4弾。
今回は歴史あるヨーロッパの大国 ドイツへ。
経済的に豊かだと思われるこの国ですが
都市部を離れた地方には
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
修理を待ちわびる人たちがいました。
ニッポン伝統の技は
ドイツで いかなる奇跡を起こすのでしょうか。
走れワゴン 頑張れ職人。
今回 ワゴンに乗り込んだのは
ニッポンが誇る5人の腕利き職人たち。
修理の旅 その はじまりは…。
首都ベルリンのケーペニック旧市街。
着いたね ヘヘヘ ドイツ。着いたね。
きれいだね。
きれいですね。
するよね ヨーロッパ感強いよね。
ドイツには マイスターと呼ばれる
国が定める職人の国家資格があり
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
職人文化が浸透しています。
早速 この街で修理できるものを探します。
街の人々に呼びかけるためまずはチラシ配り。
こんにちは~。すみません。
日本から来た職人です。
オーケー。ここでやってますんで。
実は近年少子化と高学歴化により
マイスターの人口は減少傾向。
しかし 職人文化が根づくドイツ。
異国の職人が修理してくれるという話は
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
瞬く間に広まり…。
早速
国としてのね。
実は 鳩時計の発祥はドイツ。
300年近くの歴史があるドイツの伝統工芸品。
鳥の羽根部分が折れてしまい今は使っていないそう。
彫刻の修理依頼です。
ドイツ伝統の鳩時計の彫刻。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
これまで 東大寺など
ニッポンの歴史的建造物の修復を手がけてきました。
壊れたものをただ直すのではなく
先人が生み出したものを
100年 200年後の後世に引き継ぐ。
それが宮大工の修理。
宮大工は 建物だけではなく
その卓越した技術で彫刻の修理なども手がけます。
早速
この 折れてしまった羽根の彫刻を直します。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
えっ?
すると…。
なんと 壊れた部分を豪快に削りはじめた。
急な修理の依頼。
木材の用意などないため
更に削って直す削り直しという技法を選びました。
同様の木材が現代にない古いお寺の修理でも使われます。
羽根の凹凸部分まで細かく再現していきます。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
そう 菊池が使っているのは
木材に溝を彫るときに使う大きなノミ。
彫刻用ではない このノミ1本で細かな彫刻を施します。
ふだんはお寺など大きな建造物を扱う 宮大工。
しかしその卓越した技術を駆使し
大きなノミ1本で挑みます。
よしっ オーケー。
出来るやない…。
更に 色をつけて仕上げれば
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
修理完了です。
羽根が折れ みすぼらしかった鳩時計の彫刻が…。
宮大工 菊池の繊細な技術により
見事 よみがえりました。
大きなノミ1本で仕上げたとは思えない完成度です。
ありがとう。
一方 こんな依頼者も…。
こんにちは~。
かわいい こんにちは~。
かわいらしい双子の姉妹。
アナベルちゃん ソフィアちゃん。
おじいちゃん おばあちゃんに買ってもらったメロディマイク。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
音が出なくなってしまったそう。
お願いします。
修理を担当するのは…。
ハイテク関連の会社で腕を磨いた清野は
リタイア後日本おもちゃ病院協会に所属。
子どもたちの宝物に 再び
命を吹き込んでいます。
本来なら ボタンを押すとメロディがなるのですが…。
なりません。
すると おもちゃドクター清野驚きの技術を見せつけます。
マイクを開いてから なんと…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
わずか4秒で故障箇所を発見。
電源があって…。
数々のおもちゃと向き合ってきた清野だからできる技。
すると 何かを取り出した清野。
これは あの…。
ここには修理するための
清野が取り出したのは
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
修理に欠かせない部品が入っている
いわば
修理の際 いつも持ち歩く秘密道具です。
そして 今回取り出したのは…。
断線していた線をハンダでつなぎ直していきます。
おもちゃの音楽
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
お気に入りの音色を取り戻しました。
ラララ…。
バイバーイ。
皆さんが直してほしいと切に願う品々を
見事 その場で修理。
そして 職人ワゴンは首都ベルリンを離れ
西へ およそ400km。
やってきたのは ブレーメン。
グリム童話 『ブレーメンの音楽隊』で有名。
更に 世界遺産に指定された美しい市庁舎など
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
見どころが多く観光地としても人気の街です。
ブレーメンの音楽隊。
なるほど。似た話あるな…。
ワゴンが向かったのは
ブレーメン郊外にある
ペット先進国のドイツでは
ティアハイムと呼ばれる動物保護施設が
全国に500か所以上あります。
殺処分はせず 新しい飼い主を探しながら育てるため
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
地域住民を歓迎しているのが特徴。
運営は 基本的に民間団体。
寄付やボランティアの協力で成り立っていますが
ベルリンなどでは700人以上が働く立派な施設も…。
さて依頼があったティアハイムにワゴンが到着。
どんな施設なのか?
すると…。
言葉を失う職人たち。
そこには ボロボロに朽ちた門が…。
他のティアハイムとは明らかに様子が違います。
こんにちは。ハロー。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
この方が 依頼人のクリスティーナさん。
建物の中に案内されると
そこには 驚くべき光景が待ち受けていました。
薄暗い部屋のいたるところに犬が…。
そして…。
犬の部屋へと続くガラス扉は割れたまま。
両手がふさがった状態で
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
柵を開け閉めすることが多いクリスティーナさん。
壊れているうえに柵を動かすたびに
鍵をかけるのも大変そうです。
しかも 犬の部屋では…。
床の汚れが目立ちます。
ベルリンなどのティアハイムとは違い
古びた柵や 割れた扉など悲惨な状態。
本来は
なのに
実は この施設を運営するのは55歳のクリスティーナさん ただ1人。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ここに住み込み 早朝から散歩。
そして 餌やりや
病院へつれていくなどの体調管理。
ここにいる14匹の世話をすべて1人で行っています。
更に 運営資金となる
人が集まるティアハイムにするべく早速 修理に取りかかります。
直すのは 使い勝手が悪く
壊れて危険なうえに全体的に暗い印象を与える柵。
そして 外で遊んだ犬がそのままの足で出入りするため
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
汚れ放題になっている床。
更に
雨風で ボロボロに朽ち果て
何の施設かもわからず人を寄せ付けない門。
多くの人に開かれたティアハイムにする。
職人たちは どう解決するのか?
修理するのは
この
しかし そのとき
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
人々を出迎えるはずのティアハイムの門は老朽化し
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
人と動物の出会いを妨げていました。
この問題を解決するために
ニッポン伝統の左官と宮大工が力を合わせます。
そして 職人たちは その門に
ティアハイムと人々をつなぐ仕掛けを施します。
果たして その技とは?
走れワゴン 頑張れ職人!
ボロボロに朽ち果て
ここが 何の施設かもわかりません。
修理するのは
この人を寄せ付けない門に
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
そのとき 左官職人
結局 開いたときに
浮いてるのがおかしいんちゃうかと思う。
なんと 地面がデコボコになっており
このままでは 門を直してもキレイに開かないことが判明。
まず 菊池の作業の前に
奥野が地面を掘り返して平らにすることに。
門の扉そのものを直す前から大仕事です。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ブロックを外した部分にセメントを流し込んでいきます。
壊れにくい丈夫な門に仕上げたい。
そこで 奥野がとった行動は…。
コンクリートの固まったやつ。
入れていたのは
本来は セメントにバラスと呼ばれる骨材を混ぜると
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強度が増すのですが
奥野は コンクリート片や石を混ぜて対応。
一方 掘り返した地面にもセメントを敷き詰め…。
均等にならしていきます。
このあと 菊池が作る
ブロックを水平に隙間なく埋め直します。
こうして 地面は完成。
と思いきや…。
ブロックに砂をまきました。
そのわけは?
地面が再びデコボコにならないように
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
以前は 門が開かないほどデコボコだった地面が
ここまで平らに!
そして 菊池が いよいよ新たな門を作ります。
スタッフ外しちゃうんですね…。
朽ちた門は お役御免。 作るのは?
まず
その上框に取りかかります。
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早速
木材が腐らないよう
雨が溜まらない上框を作るといいます。
端材で引いた曲線に合わせてかんなで削っていきます。
そのかんなを よく見ると
ふだん 私たちが目にするものとは違い
とても小さいようです。
長さは わずか8cmほど。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
スタッフ反り台がんな?うん。
ちっちゃい…これ反ってんねんけど…。
反ってるとこ 削ったりすんねや。
そうそう…。
他にも…。
400種類も使っています。
今回はこの反り台がんなを使って
以前は 雨風にさらされ朽ちていた上框が
腐りにくい曲線に仕上がりました。
続いては 門の下側。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
下框と表面の部分。
木材に溝を彫っていくのですが
横から見ると
実は これが菊池がこの門に施す
彫った溝の1つに
そして 同じく等間隔に板をはめていき…。
柵のようなものを二重にするようです。
動かすためのタイヤを取り付け…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
元の場所に設置すれば 完成!
かつては ボロボロに朽ち果て人を寄せ付けなかった門が
明るく開放的な印象に大変身!
門の上部分 上框を曲線にしたことで
雨が溜まらず腐りにくくなりました。
修理が終わった門を見に
近所の皆さんが集まってきました。
犬がいることがわかり
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完成した門はティアハイムの立派な顔に。
しかし…。
開放的になったものの心配なのが防犯面。
ここに 菊池の施した技が!
菊池が作っていたのは
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
日本家屋に用いられてきた窓の一つ 無双窓。
内側と外側に同じ形の引き戸を入れ
一方は可動式に。
それを動かすことで
一定間隔の隙間ができたり閉まったり…。
戸を開けずとも外をのぞける日本古来の仕組みを
門に応用したのです。
開け閉めは簡単手でスライドさせるだけ。
昼は開けて 開放的な印象を与え
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夜は閉めて 防犯性を高めます。
スタッフどう? お嬢さん どう?
無双窓のおかげで子どもと犬たちの距離が
ぐっと近くなりました。
そうです! って言ったらアカンな。
そうです!(拍手)
ボロボロに朽ち果て人を寄せ付けなかった門が…。
明るく開放的な印象になり
ティアハイムの立派な顔に大変身!
日本古来の無双窓にしたことで防犯面の心配も解消。
門の上部分 上框を曲線にしたことで雨がたまらず
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
腐りにくくするという心遣いも。
スムーズに大きく開く 新たな門が
地域の皆さんを迎えます。
こうして 人を寄せ付けない
ティアハイムの問題点を
1つ解決しました。
続いて 修理するのは
壊れているうえに柵を動かすたびに
鍵をかけるのが大変。
ガラスが割れたままになっている危険な場所も。
地域の皆さんに来てもらいたいのに
この問題だらけの柵に挑むのは…。
これまで 修理不能と思われてきたものを
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見事 よみがえらせるだけでなく
さまざまなアイデアを加え使いやすくするという
奇跡の修理を行ってきました。
そのへんを…。
目指すのは
どう修理するのか。
まずは 木材で枠を作りました。
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はめ込んだのは何やら青い板。
そうです。
この
枠をネジで固定していくのですが…。
ここで日本の技が。
ネジ穴を木で ふさぎ始めました。
これは 木栓と呼ばれる
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
日本古来の仕上げ。
ネジをむき出しにしないことで
犬にも人にも安全性が高い仕上げです。
壊れていた柵と付け替えます。
すると…。
笑い声
柵の取り付け再開。
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取り付けにも ある工夫が…。
今井が木枠につけていたのは
「自由丁番」と呼ばれるもの。
今までは両手がふさがっているときも
手で閉めなければならない不便な柵でしたが…。
今井が取り付けた
これまで使い勝手が悪く壊れて危険なうえに
暗い印象を与えていた柵が
見通しがよく なおかつ
自動で閉まる機能的な柵に。
今井が木枠の中に入れたのはガラスではなく
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実は
これで 安全性と開放感を両立。
人を寄せ付けない閉鎖的な柵が…。
親しみやすい雰囲気に。
これが 今井の目指した
実際に使っていただきましょう。
人を寄せ付けない ティアハイム。
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柵も見事 修理完了。
ティアハイムに残る更なる問題。
それは 部屋中に広がる泥汚れ。
その
ハウスだよ お前は。
14匹の犬たちが
足を汚したまま出入りしているからです。
1人で世話をするクリスティーナさんに
この問題に挑むのは
建物の壁や床などを専門に扱う左官職人。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
奥野は使う人 使う場所に合った
床の泥汚れ問題を
出入り口に犬が通る道を作り…。
しかも そこを歩くだけで
足の汚れが落ちやすい道を作るといいます。
ペット先進国 ドイツにありながらたった
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残る問題は犬が出入りすることで
部屋中に広がる泥汚れ。
修理するのは
掃除が追いつかない泥汚れの問題を
奥野は出入り口に犬が通る道を作り…。
しかも そこを歩くだけで
足の汚れが落ちる魔法の道を作るといいます。
まずは…。
これ とりあえず…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
犬が確実に通るようにレンガで通路を作ります。
そして…。
次は 地面。
そこに仕掛けを施します。
突然 バケツを手に現場を離れた奥野。
たどり着いたのはティアハイムの裏にある
よっ!
その土を取りに来たのです。
通路の地面に使う素材を敷地内で調達。
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しかし…。
地面の素材に使うには
石や草の根などの不純物が多すぎます。
いったい どうするのか?
やってきたのは 倉庫。
見つけ出したのは
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かつて部屋の仕切りに使われていた網。
なんと即席でふるいを作り上げました。
こうして不純物を取り除いた土に…。
石灰を加え…。
水を加え地面となる材料を作ります。
地面の材料を敷く前に
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クリスティーナさんに何かを相談し始めました。
クリスティーナさんの情報をもとに溶岩を調達した奥野。
これが魔法の道のポイント。
吸水効果のある素材として溶岩を使うことに。
うん。
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奥野は ここで調達できるドッグランの土 石灰に
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吸水効果のある溶岩を加え
即席の三和土を作ったのです。
これで
手前に
外から直結していた裏口に…。
部屋に入る前歩くだけで足がキレイになる
魔法の道が出来ました。
最後に取り付けた水で足を洗った犬が
吸水する地面を歩くことにより
足が キレイになるという仕掛け。
犬の足を拭いてあげる時間がないクリスティーナさんのための
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左官職人のアイデアが詰まっています。
犬たちを見てみると…。
犬が水たまりを通って足の汚れを落とし
その水分を溶岩の通路が吸収。
部屋の汚れが少なくなっています。
どうも ありがとう。ハハハッ!
更に広大な敷地があるものの
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ただ広いだけで寂しかったドッグランには…。
こちらは 犬と子どもたちの遊具。
完成当日は警戒していたワンちゃんたちも
後日 しっかり遊ぶように。
何もなかったドッグランに
人と犬が一緒にくつろげる場所が生まれました。
ありがとうございます。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ドイツの人を寄せ付けなかったティアハイムが
ニッポンの職人によって
人と犬の幸せの家に生まれ変わりました。
そして ワゴンは 次の
へぇ~ すごいね。
お前も建てたの?俺 まだガキやし。
ねぇ どんな依頼なんか…。
着いたね。なんか ちょっと…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
広い敷地ですよ。
そして たどり着いた場所は…。
まるで美術館のような建物。
いったい ここは?
こんにちは。
すると依頼者が…。
そう 実は ここ
ほとんどの子どもが障害を抱えた
小中高一貫の特別支援学校。
この美術館のような建物は
早速 中へ。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
2階へ上がる職人たちの目に
あるものが飛び込んできました。
これを見てください。
そこには危険を知らせる
立ち入り禁止の貼り紙が。
学校にふさわしくないこの貼り紙。
すごい いい景色。
ねっ すごいですね。
一見問題はないように思えますが
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
よく見ると…。
うわぁ。
完全に…。
ボソボソやね。
まず 1つ目は
120年の時を刻み老朽化してしまった手すり。
子どもたちが落下してしまう可能性があるため
ベランダは立ち入ることすら許されない
危険な場所に。
果たして このボロボロの
続いて校長先生に案内されたのは…。
とはいったものの
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
バスケットゴールには ネットもなくボードも割れたまま。
遊具には カビが生え
遊び場と呼ぶにはあまりにも程遠い状態。
そして腰をかけるはずのベンチですら
このありさま。
もう ちょっと
もう結構
せっかく
ちょっと今回新しいので作って…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
2つ目は 朽ち果てたベンチ。
長持ちする椅子にどう生まれ変わらせるのか?
そして 最後に案内されたのは…。
実は…。
この学校でも力を入れており
定期的に演劇を行っています。
ところが ここでも問題が。
塗装が剥げた舞台は
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
演劇をする子どもにとって危険。
そして校長先生は
もう1つ 気になっていることがありました。
学校からの3つの依頼。
まず取りかかるのは
修理するのは
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
手すりを前に菊池は意外な行動に。
なぜか 柵とにらめっこ。
実はこれ 木の状態を
手の感触だけで見極める作業。
初めての光景に 先生も興味津々。
見極めを終えた菊池。
すると 突然…。
なんと
心配そうな先生をよそに
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ドイツ語
だいぶ傷んでる。
腐った古い部分を運びだし
いざ
かと思いきや
作業の手を止めまたも木とにらめっこ。
実は この120年前に建てられた
今の形を一切変えずに修理することが
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
絶対条件なのです。
使える部分は極力残したい。
その言葉には 文化財に対し
職人 菊池の最大限の敬意が込められていました。
まずは 手すりの上の部分を修理します。
突然 1枚の板を削りだした菊池。
削りだした板を持っていった先は
なぜか手すり部分?
これはね
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
手すりの角度まで正確に再現するというのです。
角度を合わせるため
菊池は ミリ単位で細かい調整を続けます。
そして ご覧ください。
一本の木材が 美しい曲面を描き
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
見事 120年前と同じ形に仕上がりました。
続いて修理に取りかかるのは細い柵。
ここでも使える木と使えない木を
選別するところから始まります。
スタッフあ~ なるほど。
同じような彫刻にして…。
まずは使える木から手をつける菊池。
ここで 宮大工の技が光ります。
まずは木の端に切り込みを入れ…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
その部分を削れば
十字のくぼみが完成。
一方 新しい木のほうには…。
今度は 逆に
十字の出っ張りを作りました。
ここにこそ 宮大工の技術が詰まっていました。
これが
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
十字目違い継ぎとは
文化財などの柱に使われる技法。
十字にはめる事で前後左右にずれるのを防ぎ
高い強度を保ちます。
宮大工の技を駆使し
まったく同じものを再現しただけでなく
100年先にも残るよう丈夫な修復も
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
同時にやってのけたのです。
今度は腐って使えない柵を再現すべく
新たに1から作り直します。
もう一度 言いますが
何度も何度も測り直します。
そして切り込みを入れた場所から…。
溝を彫っていきます。
型を取るのが難しい細かな部分は
神経を研ぎ澄まし
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
柱一つ一つを細かく再現する菊池。
しかし ここでドイツの職人技に驚かされます。
やっぱり こう
これは
彫刻をよく見ると
溝の深さや角度が一つ一つ異なり
実に精巧に作られていたのです。
その溝とまったく同じものを作るため
1つ1つ丁寧に
1つ1つ正確に再現するという
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
気の遠くなる作業。
しかし この男は意外な言葉を口にしました。
そこには現代の職人としての使命感もありました。
次の世代につなぐため
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
120年前の職人と感覚を一致させ
菊池は 職人魂を込めます。
そして完成したのが こちら。
見事に再現。
菊池の思いが形になりました。
続いては 手すりの
木の一部がかなり腐っている様子。
これを いったいどうするのか?
丁寧に
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
台形にくり抜きました。
実は これも ニッポンのある技術。
こういうふうにこっちも台形。
テーパーにするんですよ。
新しい木を足すときに
正方形よりも先細りの台形にすることで
抜けにくくし 強度を高める
蟻継ぎという日本伝統の技法。
そこへ
すべては
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
宮大工の技が集約された柱がついに完成です。
あの 中身が朽ち果ててボロボロだった柱が
このとおり 頑丈な柱へと生まれ変わりました。
完成した柵を手すりに元どおり はめて
仕上げに丁寧に色を塗れば修理完了。
100年以上前の手すりが職人の手によって
形を変えることなく見事よみがえりました。
そして 彫刻もこのとおり忠実に再現されています。
え~とね これはもう全然…。
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ザッツ グッド!
すると。
こうして 子どもたちは
安全なベランダを手に入れることができました。
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次に取りかかったのは遊び場にあったベンチ。
木は朽ち果て もはや座る事すら危ない状態。
果たして 朽ち果てたベンチを…。
この場を担当するのは…。
祖父は材木店 父は銘木職人と…。
聞いてみると。
障がいを抱える子どもが多いこの学校で
南が作りたいものそれは想像力を高められ
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知育につながる特別なベンチ。
まずは菊池同様 南も
腐った部分を削れば木は何度でも使える。
そう南は言います。
木材を扱う職人の考えは一緒のようです。
続いては背もたれの部分の作製。
一見 何気なく貼り合わせていますが
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体重がかかる背もたれの部分に
繊維の向きが反対の木を交互に貼り合せることで
反りを防ぎ 強度を高めます。
そう 頑丈に長持ちさせる為の細かい気配りが
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作業一つ一つに込められているのです。
更に それだけではありません。
貼り合わせた板の真ん中に穴を開け
そこへ座面になる木材をはめていきます。
ところが。
板と板との間に細かい木材をはさみ込んでいます。
ここに日本伝統の知恵が。
水はけがよく 腐りにくくさせる
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濡れ縁の技法をベンチに施しました。
そして 作った木材を組み合わせ
南の作業が終了。
ところが 完成品を見ると驚きました。
校長先生も あぜん。
これがアイデアが詰まったベンチ?
更にこのあと7時56分ごろからは
市民の命を守る消防署から前代未聞の依頼が。
出動に時間がかかるドイツの消防署を
ニッポンの5人の職人が大修理。
しかし そこには数々の難関が待ち受けていた。
ブレーメンの小学校の朽ちて壊れたベンチの修理。
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家具職人 南が挑みます。
すると 南の作ったベンチには驚きのアイデアが詰まっていました。
校長先生の前にあったのは…。
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校長先生が作り直してほしかったのは
ベンチのはず。
見ててください。
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なんと 荷物棚はイスに早変わり。
更にすべてのイスを組み合わせると
なんと ベンチが誕生しました。
あれだけ 朽ち果てていたボロボロのベンチが
南のアイデアで一変。
組み合わせしだいでどんな形にも。
これが南の言った
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子どもたちの想像力を高めるイスだったのです。
左官職人 奥野は。
断熱材を円形に切り出していました。
その後も作業を続ける奥野。
丸く切った断熱材を広場へ。
セメントとその場にあった砂利を混ぜ
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材料を練っていきます。
塗り終わった表面を
水で濡らしたブラシでこすると。
見事な模様が浮かび上がりました。
これは表札などに使われる洗い出しという日本伝統の技。
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上の部分は研ぎ出しという技で
石を研磨していきます。
すると 台の表面は光が反射する程 ツルツルに。
中心だけ へこんだすり鉢状のこの物体
いったい これは?
左官職人 奥野がドイツの子どもたちに伝えた
日本の伝統文化とは?
左官職人 奥野が作ったこちらの台。
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すると 子どもたちを集めあるお願いをしました。
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これのさ 丸いやつ… ほら 見て。
お~ きれい きれい。
子どもたちと集めた どんぐり。
これをどうするのでしょうか?
これは…。
そう言った奥野はあるものを取り出します。
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そう 謎の物体の正体はどんぐりゴマの台だったのです。
毎年 この時期になると楽しめる
世界で1つだけの遊具が誕生。
そして そこには奥野の想いが込められていました。
自然とふれあい 自らの手で遊び道具を作る大切さ。
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それを学んでほしかったのです。
閑散としていた遊び場が2人の職人によって
子どもたちの笑顔の絶えない場に生まれ変わりました。
一方 家電職人 清野は?
学校で直してほしいものがないか
聞いて回っていました。
修理市の開催です。
すると 早速先生がやってきました。
しかし 今の時代何に使うというのでしょう。
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テープしか存在しない読み聞かせの物語。
これをもう1度 子どもたちに聞かせたいといいます。
直してもらいたいものはこちらの日本製のラジカセ。
まずは その状態をチェックします。
プレイボタンを。
ボリュームを絞っても…。
ベルトだって ゴム使ってるからね。
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なんと 音を聞いただけで原因を突き止めた清野。
実際に中を開けて 確認すると。
読み通り テープを回すベルトが外れていました。
更に分解してみると。
2つとも切れてるわけじゃない1つ 切れてますね。
スタッフつまんで切れちゃいましたね 今。
テープを回す2本のベルト。
片方は切れ もう片方は腐っていました。
すると 清野が道具箱からこんなものを。
(スタッフ)これ何ですか?
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家電の修理というのになぜか取り出したのは 裁縫道具。
いったい 何に使うのか?
測りづらいベルトの長さを
なんと 糸を使って巧みに測っていきます。
ここから ここまでですね。
そう 清野にとって 糸は
時として測る道具にもなるのです。
次に
これで 糸を…。
取り出したのはビーズなどを通す モビロンゴム。
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これを ベルトの代わりにします。
どんなときでも それがモットー。
あとは 切ったゴムを接着させれば完成なのですが
その
例えばこうやっとくじゃないですか。
これ 1週間経っても固まらないんですよ。
これが 例えば 紫外線
紫外線を こういうふうに当てるとものすごい熱が出るんですよ。
この熱の化学反応でこっちはもう…。
液体プラスチックに
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あとは結び目をやすりがけすれば
これで 子どもたちに再び読み聞かせができるはず。
果たして テープの音は流れるのか?
(歌声)
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見事 修理が成功です。
温かく鳴り響く音に子どもたちも この笑顔。
壊れたラジカセに 職人 清野が再び 命を吹き込みました。
ここまで直したのはこちらの2つ。
ここで 修理を引き受けるのは…。
直すのは この
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学校での演劇は 子どもたちが
にもかかわらず その舞台は20年間 修理されておらず
塗装が剥げてしまった危険な状態。
更に
問題が。
そのため こんな子どもも。
車イスの子どもでも 自分の力で
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上がることができる そんな舞台にしなければいけません。
大工 今井はどう直すのか?
まずは 塗装が剥げてしまいささくれて危険な
舞台の板の修理に取りかかります。
せっかくなんで
板すべてを張り替えるのは日数的に不可能。
ささくれてしまっているところを
すると こんな応援団が。
授業を終えた先生たちが駆けつけてくれました。
ニッポンの職人たちに 少しでも協力したかったといいます。
しかし 作業中
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すると…。
気になっていたのは 大工
ねじって…。
ハチマキ。
ありがとうございます。
先生たちの協力もあり
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ボロボロだった舞台もきれいに直されました。
しかし ここからが本当の勝負どころ。
車イスの子どもも上がれる舞台を…。
体育館の舞台に立ち観客の前で ステージの主役になる。
それは 子どもたちにとってかけがえのない
すてきな体験です。
そんな先生たちの思いを受け
ニッポンの大工が 子どもたちのために熟練の技を見せます。
車イスの児童も 安心して上がれるステージにするために
大工 今井が出した答えとは。
誰もが主役になる舞台づくりへ走れワゴン 頑張れ職人。
車イスで舞台に上がるためには
階段をスロープにしなければいけません。
しかし…。
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非常口 危ないもんな。
階段の代わりにスロープにすることで起きる問題。
それは非常口を塞いでしまうこと。
もしものときに備え
かといって
これでは 車イスでは上がれません。
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これまでも スロープを作る提案はされましたが
結局は実現されず
学校もお手上げの この状況。
しかし ニッポンの大工 今井は
何か策はないかと頭をめぐらせます。
なんだこれ。
すると 中からイスを取り出す今井。
目をつけたのは 舞台下の
すると…。
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何かをひらめいた今井。
切った
なんと イスを収納していた台を利用して
しかし なぜでしょう。
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出来上がったスロープの距離はかなり長い。
このままの長さでは非常口の前を塞いでしまうはず。
スロープが ついに完成。
しかし その光景を見て校長先生は あ然とします。
驚きました。舞台に上がるためのスロープが
どこにも見当たりません。
いったい これは?
そうですね。
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そして 舞台下から取り出したのはスロープ。
そして このあとニッポンの大工ならではの
驚きの発想が。
依頼内容は 車イスの子どもでも
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自分の力だけで上れるような舞台を作ること。
ところが 大工 今井はそこで 思わぬ壁にぶつかります。
それは
かといって
そんな八方塞がりの状況のなか今井は
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スロープが ついに完成。
しかし その光景を見て校長先生は あ然とします。
驚きました舞台に上がるためのスロープが
どこにも見当たりません。
いったい これは?
そうですね。
舞台下から 何やら取り出す 今井。
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そう これがスロープです。
しかし
すると…。
長い距離のスロープを
舞台の垂直ではなくなんと 水平に設置。
距離は短く それでいて勾配はゆるやかに。
そんな 誰もが解けなかった
更に スロープには
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下に収納できるように車輪を取り付けていました。
そして 台から取り出した
地元業者も諦め長年 放置されていた問題に
ニッポンの職人が アイデアを駆使し
これ以上ないほどの正解を導き出しました。
すると 校長先生が…。
パーフェクト。
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よかったです。
そして
上がってみたいとやってきました。
作る以上はね。
今井が
(拍手)
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よかった よかった。
どうだった 大丈夫だった?
またね フフフフ。
見事 小学校に頼まれた
(拍手)
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拍手
バイバイ。バーイ!
バーイ!バイバイ!
バーイ!
バイバイ!
感謝の気持ちが込められた
子どもたちの拍手を背に
ワゴンは職人の修理を待つ 次の街へ。
職人ワゴンが走るのは…。
ドイツ中部に位置するのどかな街
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首都ベルリンのおよそ30分の1という
小さな都市ですが
ひとたび街を歩けば
古くからの建物が数多く残っており
手の込んだ装飾や各所に設置された彫刻など
高い美意識を感じさせます。
しかしこの街が抱える問題を聞いて
驚きました。
依頼をしてきたのは…。
切実な問題を語ってくれました。
思いもよらぬ 倒産という言葉。
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ゲーラは ドイツでも有数の経済都市として繁栄。
しかし ベルリンの壁 崩壊以降街から工場がなくなると
働き口を求めて 若者が流出。
街全体が衰退。
4年前に市が所有する
電気ガス会社などが破綻。
倒産した街 と
呼ばれるようになりました。
街に お金が行き届かず
さまざまな問題も放置されたまま。
そんなとき日本の職人たちのことを
知ったと言います。
早速 今回の修理場所へ。
しかし ゲーラの惨状は想像を超えていました。
これこれ…。
外壁はボロボロ見るも無惨な建物の姿。
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今にも崩れ落ちそうですが
何年も放置されたまま。
道路も このありさま。
つぎはぎだらけになっています。
それでもお金がないから直せない。
それが 倒産した街と言われるゲーラの現状。
職人たちは 言葉を失いました。
到着したのは そんなゲーラでも
特に切実な問題を抱えている場所。
職人たちの目に飛び込んできたのは…。
赤い車。
そう ここは消防署。
見えるよね。
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いったい
消防車は国から支給されているため
比較的 新しい。
しかし 他の設備は古いまま。
日々の活動に支障をきたしていると言います。
更に この消防署には
もう1つ 特殊な事情が。
そう ここで働く消防士は全員民間のボランティア。
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本業と掛け持ちしながら
愛する街を守るために
消防士として働いています。
え~!?180回?すごいね。
建物は狭く 古い。
そのため 緊急出動する際さまざまな弊害が。
こんにちは。こんにちは。
例えば 司令室。
各所に命令を出す消防署で最も重要な場所。
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しかし…。
通常ならば 司令室から被害状況などが常に伝えられ
出動の準備をしながら情報を共有することができます。
しかし 放送システムのないゲーラ消防署では…。
出動前に およそ3分間のミーティング。
一刻を争うなかこのタイムロスは大きいのです。
ねえ 行く前に…。そうですよね。
修理すべき場所 1つ目は…。
そして 問題点はこんなところにも。
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それは消防服に着替える ロッカールーム。
ねぇ。
この部屋は 最大8人が同時に使うのですが…。
緊急出動のとき
お互いの体がぶつかってしまうほどで
着替えづらい。
しかし 着替えに使える部屋はここだけ。
日本の あれとはだいぶイメージが…。
やっぱり
修理すべき場所 2つ目は…。
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更に 出動を妨げる
通路には なぜか洗濯物が。
外に干すことは ほぼありません。
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更に この建物は狭く
干しておくスペースがないため
しかたなく通路に置いていると言います。
しかも…。
こんだけ分厚いもん たぶん…。
おお そうなん? へ~。
この
建物の中に
しかし 空いている場所は…。
壁にタイルが貼られた シャワー室だけ。
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今は 物置として使っていると言います。
うん。
だから もうちょっと…。
1分1秒を争う消防署。
早く出動するために
1つ目は 壊れていて 出発前に…。
2つ目は 狭すぎて
着替えに時間がかかる ロッカールーム。
3つ目は洗濯物を乾かすようにする
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タイル張りのシャワー室。
命にかかわる 消防署からの依頼。
その重圧が職人たちの肩に のしかかります。
街の平和を守るべき消防署は
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消火活動の妨げになる多くの問題をはらんでいました。
外に干すことができない 消防服。
濡れたまま出動すると
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消防隊員たちが やけどになり
まさに 死活問題。
タイル張りのシャワールーム。
これまで 最も干すのに適さなかったスペースを
ニッポン伝統の職人技で
乾燥室に変えることはできるのでしょうか。
1秒でも早く火災現場に到達するために
職人が立ち向かいます。
走れ ワゴン。 頑張れ 職人。
人の命にかかわる消防署からの依頼。
1つ目は 壊れていて 出発前に…。
2つ目は
最大8人で着替えをするには…。
3つ目は出動の邪魔になっている
洗濯物を乾かすためのシャワー室。
命を守る消防署が抱える問題。
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職人たちはどう修理していくのか?
まず 修理を行うのは
建物自体が狭いうえに
洗濯物を外に干せないため
廊下に置いています。
そのせいで出動の邪魔になっていました。
そこで物置になっていた シャワー室を
乾燥室に変える。
一見 無理難題な話だが…。
うん。
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どうやら 2人には同じ答えが見えているよう。
いったい どうしようと言うのか?
塗り壁ですね。
2人が出した答え。 それは…。
乾燥室に変えるため
木と板で土台を作りその上に壁を塗っていきます。
まず 立ち上がるのは この男。
小学校では舞台の下に すっぽり収まる
スロープを作り上げ見事 無理難題をクリア。
子どもたちに笑顔をもたらしました。
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新しい壁を生み出すため土台を作り始めます。
しかし 開始早々
クラフトマンシップを誇るドイツで
ホントに もう こんな感じなので。(笑い声)
土台作りの命とも言える木材が
こんなに曲がっている…。
土台がゆがめば 壁も崩れる。
しかし 今井は動じません。
今井は 長年の経験を駆使して
木材のゆがみを考慮したうえで
土台を作るよう最適の組み合わせを導きます。
うまく土台になるかどうか。
その答えは 組み上げてみればおのずとわかる。
今井は黙々と しかし正確に。
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自ら選んだ木材を1つ1つ並べていきました。
土台の仕上げに使うのはこの大きな板。
壁板をはめる作業がスタート。
少しの隙間でもあれば乾燥室としては致命的。
いつも以上に慎重に作業を進めていきます。
果たして あのゆがんだ木材は
今井の計算どおり組み上がったのか?
1ミリの隙間も許すまいとビスを打ち込む今井。
ご覧ください。
寸分の隙間もなく壁板が完成。
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今井が ここまで慎重に組み上げたのにはある訳が…。
今井は まともな木材すらなかった大ピンチを
熟練の技で見事 切り抜けたのです。
こうして 土台が出来上がり
乾燥室を生み出すための準備が整いました。
ここからいよいよ壁を作っていきます。
ティアハイムでは 歩くだけで犬の足の汚れが落ちるという
奇跡の地面を作り上げた奥野。
次に挑むのは
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奥野には あるアイデアがありました。
ベースの材料となる石灰に
あるものを混ぜていきます。
バケツの中を見てみると
少し黒みがかった土が加えられています。
そして 機械を使って丁寧に混ぜ合わせていくのですが…。
一体 これはなんなのか?
植物プランクトンの化石などでできた珪藻土。
湿気をよく吸うという性質があるため バスマットや
コースターとして利用されているのはよく目にしますが…。
奥野は その珪藻土を壁に混ぜるといいます。
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これで 湿気を吸収する
乾燥室に適した壁ができるという。
いよいよ 塗りの作業へ。
手際よく正確に塗っていき…。
あっという間に珪藻土の壁が完成。
と思いきや 奥野は
せっかく塗り終わった壁を削り取っていきます。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ちょっと…。
粗掻きとは表面を削り空気と触れさせ
乾きを早くさせるという技術。
奥野は 少しでも早く完成させようとしていました。
そして よく見ると…。
模様のようなものが浮かび上がっています。
これには 奥野の
一方 その頃今井は予想外の行動に。
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まきを割って並べると…。
火をつけ始めました。
今井が作っていたのは炭。
一つ一つ バケツに入れると…。
作業中の部屋へと運び込んでいきます。
そして…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
天井部分に炭を並べていきます。
いったい これにどんな意味があるのか。
実は 炭には除湿効果があり
置いておけば湿気を吸収してくれます。
昔から米びつの湿気取りなどにも使われています。
この日本の文化をドイツの地で応用。
木を知り尽くした大工 今井ならではのアイデアで
部屋はさらに乾燥しやすくなりました。
この工夫は… 床下にも。
最後の仕上げに床板を打ちつけ…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
洗濯物を干すための竿を設置して作業完了。
通路に置かれ出動を妨げていた洗濯物。
物置になっていたシャワー室を使って…。
見事な乾燥室を作り上げました。
壁は 湿気をよく吸う珪藻土。
そして 天井部分と…。
床下には
ニッポンの職人ならではの乾燥室いよいよお披露目。
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湿気を吸うと聞いて半信半疑の職員たち。
すると奥野は…。
言われたとおり
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壁に描いたこの模様。
これには ニッポンの職人ならではの粋な思いがありました。
1分1秒を争う緊急出動を妨げていた
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通路の洗濯物を干したくても干せなかったシャワー室が…。
ニッポンの職人の技術とアイデアが詰まった乾燥室に。
そして 奥野が壁に描いたこちらの柄には
ある粋な思いが…。
この柄は 流水紋といわれる水の流れを表現したもの。
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清涼を意味し浴衣などにも使われています。
火災が起こらないように願いを込めて
この模様を描いたのでした。
無理だと思われていた
シャワー室の修理も見事完了。
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続いては 消防服の着替えを行うロッカールームの修理。
小さな部屋にたくさん並べられたロッカー。
体がぶつかってしまうほど狭く着替えづらい。
緊急出動は一刻を争うにもかかわらず
余計な時間がかかってしまっている。
修理するのは
小学校では 壊れたベンチを修理。
さまざまな形に変わり
子どもたちの自由な発想を生かせるものへと
見事に生まれ変わらせました。
そんな南には
狭いロッカールームを広く使うアイデアがあるといいます。
そう言うと 今のロッカーをすべて外に出してしまいました。
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空っぽになったロッカールーム。
ここから どうしようというのか。
すると 南は頭の中のアイデアを具体的な絵に描き始めました。
そこに描かれていたのは
丸い円柱のようなもの。
そして 釘と木で
器用に円を描いていきます。
それを丁寧に切っていきます。
これぞ職人技。
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見事なまでの美しい円が完成。
その後も次々と頭の中のイメージを切り出していきます。
しかし これらの部品を使って
どのように狭いロッカールームの
現状を解決しようとしているのか。
そして 何やら不思議な形が出来上がりました。
ちょっと そうだね。
この丸い形を使えば
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ロッカールームを広く使えるようになる。
と そのときでした。
警報音
消防署近くで火災発生。緊急出動です。
消防服に着替えるためのロッカールーム。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
狭いこのスペースを素早く出動できるように修理します。
担当するのは家具職人 南。
この丸い形の部分が問題解決に役立つといいます。
ちょっと そうだね。
ここから更に作業を進めようとする
そのときでした。
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警報音
火災が発生。
ボランティアの消防士たちが急いで集まってきます。
うわ すごい。
外には黒い煙。
消防士たちはミーティングを行い現場へ急行。
現場は消防署近く
車で10分の豚小屋でした。
なんとか火を消し止めけが人はなし。
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今回は 事なきをえたものの職人たちは
南の作業にもいっそう力がこもります。
取り出したのは 1本のパイプ。
これこそが 南が考案した
ストップ。あたりました?
ちょっと待って バック。はい。
押します。
更に 下の部分にも ひと工夫。
この箱には 驚きの仕掛けが。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
終わりました。
いったいどんなロッカーが完成したのか?
最大 8人が使用。
消防服に着替えるには狭く
出動に手間取っていたロッカールームが…。
広々とした空間に。
同じ部屋とは思えないほど。
ロッカーの扉をなくし形を丸型にすることで
着替えるスペースが格段に広くなりました。
更に ロッカー自体にも南が施した ある工夫が。
いよいよ お披露目です。
そう もともと8つあった ロッカーが…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
修理後は 半分の4つに。
しかし そこには南のある工夫が隠されていました。
じゃあ ちょっと見ててください。
実は こう回すと こっちにもう1人分 装備を置く所がある。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
一同あぁ~!
これが アイデアマン 南の真骨頂。
丸いロッカーにしたのはこのためでした。
しかも荷物をしまう物置棚も作成。
ロッカーの数は減っても収納スペースは確保。
南の工夫はそれだけではありません。
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注目なのは 足元のこの部分。
南が施した
これ 驚きです。
出動までに時間がかかっていたこの狭苦しいロッカールームが
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家具職人 南の手にかかれば…。
着替えるスペースが 格段に増えた
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
新しいロッカールームに生まれ変わりました。
特に注目なのは 足元のこの部分。
歓声
片足で簡単に飛び出す シューズボックス。
これなら すぐに靴を履いて出動することができます。
ニッポンでも古い家具のリメイクを行っている南。
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修理とともに思い出も残したい。
その思いから 仕切りの板は
ダンケシェーン。ありがとうございました。
ありがとうございました。
家具職人 南 タイムロスになっていた
狭いロッカールームを 見事 修理完了。
残すは 2年前から使えなくなってしまったという
司令室の放送システム。
放送システムが壊れているゲーラ消防署では…。
情報共有のため 出動前に ミーティング。
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およそ3分間のロスが生まれています。
消防署の要である司令室の修理を行うのは…。
わかりませんね。
ハイテク関連の会社で腕を磨いた清野は
リタイア後日本おもちゃ病院協会に所属。
ここ ドイツでも修理用の部品が詰まった
おもちゃの薬箱を駆使して見事な修理を披露してきました。
そんな清野まず どこが壊れているのか
原因を突き止めることから始めます。
調べた結果
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と なると アンプかスピーカー
どちらかに問題があるということ。
清野は机の下にもぐりこみあるものを調べ始めました。
それは建物内に設置された6つの
ここに取り付けたのが…。
この音楽を スピーカーに送り込んでいきます。
その狙いは?
もし 正常ならば建物内のスピーカーがすべて 鳴るはず。
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その耳で 直接 確かめます。
あぁ これだ。
これですね。
音楽はすべて 聴こえました。
つまり
ということは 残るアンプに問題が。
そもそも アンプとは 簡単に言うと
スピーカーから音を出す前に音を大きくさせる装置。
アンプが どういう状態なのか中を見て 確認。
そこには 清野が
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想像していなかった異変がありました。
これ…。
出てきたのは 切れたコード。
本来は アンプがつながっているはず。
そう なんと
司令室の放送システムには
アンプ自体がなくなっていました。
修理どころか そもそも 物がない。
これでは 直すことは無理か。
ここで 清野が動きます。
取り出したのは
薬箱にしまっていた
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子ども用のピアノやキーボードに使われる小さなアンプ。
マイクを通した声がこのアンプで大きくなれば
スピーカーに届くかもしれない と考えました。
あ あ あ。 あ あ あ。
あ あ。 あ あ。
言わないね。
おもちゃ用のアンプでは
音を大きくする力が足りず
館内に音を届けられません。
さすがに 修理断念か。
しかし 清野は このとき すでに別のアイデアをひらめいていました。
そう言って団員たちが持ってきたのは…。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
ホコリまみれの
清野は カセットデッキと先ほどのおもちゃを合わせて
新しいアンプを作るといいます。
しかし 放送システムとカセットデッキはもちろん 別のもの。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
そこで…。
過去に修理してきたコードのつなぎ方つまり 回路図をチェック。
すると 何かを描き始めました。
それは 即興で作り上げる新しい回路図。
膨大な知識と経験があるからこそなせる技。
これなら つながる。
職人のプライドをかけた新しい回路図が完成。
現在の問題点を的確に分析。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
過去に修理した知識と経験を生かし
新しい仕組みを作り上げた。清野だからできる職人技。
そして描き上げた回路図のとおりに
コードを1つずつつなぎ合わせていきます。
緊急出動の際 タイムロスを生み出す放送システムの故障。
蓄積された知識と経験を使って清野がたどり着いたのは
壊れたカセットデッキを新しいアンプとして使うアイデアでした。
果たして 放送システムを蘇らせることができたのか?
使い方… スイッチを入れて。
描き上げた回路図が正しければカセットデッキは アンプとして機能し
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】
指令は スピーカーから響き渡るはず。
果たして 修理の結果は?
緊急出動前に タイムロスを生み出す原因となっていた
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司令室の放送システム。
清野が考案したアイデアは
壊れたカセットデッキを新しいアンプとして使うこと。
果たして うまくいくか?
修理が成功していれば指令の声は スピーカーから響き渡る。
(ドイツ語)
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歓声
見事 成功。
緊急放送システムが蘇りました。
こうして緊急出動の妨げになっていた
3つの問題がすべて 解決。
プレゼントされたのはゲーラで作られた 地元のビールとグラス。
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そして…。
今回の職人たちの活躍は現地のテレビ局が大きく紹介。
ニッポンの職人のすばらしさが
マイスターの国 ドイツ中に知れ渡り 称賛を集めました。
熟練の技とプライドそして 諦めない思い。
世界!職人ワゴン【ニッポンの技で世界を修理!第4弾は伝統国ドイツへ!】

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