2018年11月10日 18:00 - 18:30

人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分・竹田市

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JR豊後竹田駅前の名物カレーパンの味を引き継ぎ、竹田竹炭米栽培で地域おこしに奮闘する瀧下雅幸さん(64歳)。その活力源は4年前に結婚した20歳年下妻と2歳の長男!! 大分県のJR豊後竹田駅前の名物カレーパンの味を引き継ぎ、竹炭や竹粉、米ぬかを土壌に混ぜて栽培する竹田竹炭米で、地域おこしに奮闘する瀧下雅幸さん(64歳)の物語。そんな雅幸さんの精力的な活動の源が、4年前に結婚した20歳年下の妻・珠美さん(44歳)と長男・和幸ちゃん(2歳)の存在。和幸ちゃん世代のためにも地域をもっと元気にしようと、雅幸さんは耕作放棄地を滞在型貸し農園として活用するプロジェクトも計画中!! 【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子 ☆番組HP   http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/    この番組は、テレビ朝日が選んだ『青少年に見てもらいたい番組』です。 西田敏行 / 菊池桃子

今週は何かいい事ありましたか?
私ね思うんですよ。
♪~
かつてこの城跡が遊び場だった少年がいました。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
のちに『荒城の月』を作曲する事になる瀧廉太郎です。
ここは瀧廉太郎が暮らした大分県竹田市。
構内アナウンス「まもなく列車が参ります」
♪~「春高楼の…」
『荒城の月』が列車の到着を知らせてくれるのは豊後竹田駅です。
この駅前にある小さなお店に今日の主人公がいらっしゃるんです。
こんにちは。
はいいらっしゃいませ。
店頭に並ぶのは…カレーパン。
普通のカレーのピリ辛感よりは少しマイルドな感じの…。
おお。ではご紹介しましょうね。
自家製のカレーパンが自慢のらんぷ屋を切り盛りしている今日の主人公瀧下雅幸さん64歳です。
おお…揚げたてだうまそう!
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
カラリと揚がったパンはもっちり。
タマネギやニンジン牛ひき肉などをじっくり煮込んだカレーがたっぷり入っています。
どこか懐かしい味です。いいですね。
どうも。
雅幸さん何個にします?
ご住職ですね。カレーパン好きなんだ。ハハハ。
好きなんですよカレーがね。味がいいじゃない。ハハッ。
ヘヘ。味がいいんですね。エヘヘ。
女性4つください。雅幸さん4つですね。
ああそうなんですね。ハハハ…。
あっそうなんですか。
こちらは元々16年前に地元の女性が創業し受け継がれてきたお店。
カレーパンは豊後竹田駅の名物となりましたが去年惜しまれつつ閉店。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
そこで常連客だった雅幸さんが立ち上がったんです。
こういうパターンでいつも…。
カレーパンの味を守るのはもちろんふらっと立ち寄れる駅前の店を守り町を元気にする基地にしたい。
それが雅幸さんの目標です。
今日の舞台は
岡藩の城下町として栄え当時から栽培されてきたのがカボスです。
干物などの保存食にかけたりと日常的に食されてきました。
地元では焼き魚はもちろんお刺し身や味噌汁などなんにでもかけて頂く食文化があります。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
いやあカボス私も大好きですね。
そんな竹田市の中心から車で30分ほど。
こちらが雅幸さんのご自宅です。
雅幸さんおっ!はいただいま~。
おかえり~。
おかえり。かわいいですね。
雅幸さんのお孫さんでしょうかね。
はい。しました。
ええ~!
ワーオ!
ワーオ。ワオ!だよねえ。エヘヘヘ。
ねえ雅幸さん20歳ですか。話題に困りませんか?
歌だったらかぐや姫世代かな。
エヘヘヘへ。そうか…。
フォーク世代とJーPOP世代なんですね。
馴れ初めが気になりますねねえ桃ちゃん!
そうですね。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
竹田市出身の雅幸さん。
進学のため実家を出て大分市内の郵便局に勤めました。
結婚し家族と大分市内に暮らしましたが退職が近くなるとふるさとへの思いが膨らんでいきました。
自分としては幸せかなと。
でもね…。
その後ふるさと竹田市に移住し離婚を経験した雅幸さん。
空き家を買い1人で暮らし始めます。
すると…。
この辺ではねフフッ。だから…。
そんな中地域のボランティアの会に参加した雅幸さん。
そこで珠美さんと出会い親しくなっていきました。
新しい事をたくさんしてるっていう状況が楽しいなっていうのがあって。そして…。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
オッホッホッホ…積極的なプロポーズですねえ。
そうなんです。こうしてお二人は4年前に結婚。
その後休耕田で米作りをしたり仲間と地域おこし活動を始めた雅幸さん。
長男和幸くんが誕生するとますます地域の未来を考えるように。
その矢先長年愛されてきた駅前のカレーパンが姿を消すと知り一念発起。
今年の1月2代目店主からレシピと店を継ぎました。
お店があるのは竹田市の玄関口豊後竹田駅前です。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
この場所なら町おこしの拠点になると考えたんですねえ。
で今日も仲間とのミーティングです。
皆さん本気です。
というわけで本日は未来に向けてふるさとを元気にしようとカレーパンに米作りにと奮闘するお父さんのお話です。
和幸!父ちゃん頑張るけんね!
今日の舞台は大分県竹田市。人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
名水が湧く水の里としても知られています。
阿蘇山に降る雨が何年もかけて溶岩の層を通りろ過されミネラル豊富な水となって湧き出てきます。
市内には17カ所も湧水があり多くの人々が汲みに訪れます。
そんな美味しい水がカレーパン作りにも欠かせないんだそうです。
この日雅幸さんが材料を仕入れにやって来たのは…。
雅幸さんおはようございます。郷さんおはようございます。
雅幸さん毎度お世話になっております。
毎度どうも。ありがとうございます。
こちら郷豆腐店は敷地内の湧き水で仕込む名水とうふが人気のお店です。
豆腐とカレーパン…どんな関係があるんでしょうか。
手にしたのは…。
はい。おからです。
おお!
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
うちのおからはねあの機械がね昔の古い機械やから絞りが悪いんですよ。
完全に絞れてないから…。
カレーパンがとっても美味しいですよこれの入った。
なるほどね~。
このおからをカレーに…へえ。
そうなんです。続いて地元で長年愛されてきた精肉店で国産の牛ひき肉を仕入れます。
雅幸さんはなるべく地元の商店で食材をそろえたいと考えています。
うん。
ああ貴重…貴重です。本当嬉しいです。
ありがたいです。
雅幸さんが作るカレーパンにはこういう力もあったんですね。
らんぷ屋では仕込みが始まっていました。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
20歳年下の妻珠美さんが助っ人です。
大量のタマネギをみじん切りにします。
珠美さん結構ちっちゃめなんですけどタマネギの食感が残ってるぐらいな感じの。
味付けはあの…もう全然手が出せないので下ごしらえ的なところは…。
先代から受け継いだレシピを忠実に守って作ります。
ありがたいと思います。
細かく切ったタマネギとニンジンをバターでじっくりと炒めていきます。
はい。
野菜がトロトロになってから牛ひき肉を加えます。
そして出ました。おから!
雅幸さんこれがないとですねここのカレーパンは成立しないと。
豆乳をたっぷり含んだおからが入る事でスパイシーなカレーがマイルドに。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
飽きのこないさっぱりした味わいになるんです。
そしてあらかじめ丸く伸ばした生地にのせて包んでいきます。うん。
あれっなんか餃子みたい。エヘヘッ。
はい。この形も先代から受け継ぎました。
ああそうなんですね~。
手間暇かけて毎朝揚げるカレーパン。
カレー粉の辛さとタマネギの甘さ。
そして牛肉のうま味。
3つをおからが繋いで優しい味になるんですね。
営業は午前11時から。
今日一番のお客様は高校時代のお友達。
瀧下さんおるかな~と思ったけど…。
あっ!ええ…。
エヘヘヘヘ…。
人生色々や。そういうケースが…。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
人生色々ですよね。
お店の営業は午後6時頃まで。
カレーパンが売り切れたら閉店です。
らんぷ屋がお休みのこの日雅幸さんは市内の竹林に向かいました。
稲刈りの時に使うはざかけ用の竹を切り出します。
米作りの仲間吉野保博さんです。
この山全部竹ですね!
こちらは大分市内から農作業ボランティアで来てくれる土屋征支郎さん。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
雅幸さんの友人です。うん。
地域おこしと聞けばなんでもする雅幸さん。
お仲間はどう見てるんでしょうか?
吉野さんこういうタイプの人と出会うっていう機会があんまりなかったんでね。
最初はまあもの珍しかったっちゅうかな。
それは間違いなく変わっとる。
フフフ。
ヘヘヘヘヘ。そうですねえ。
普通じゃなかなかできない事ですもんね。
40なんぼ…積んでるから。
吉野さん変わっとるね本当に。段取りが悪い。
今は稲刈りの季節。
この竹ではざかけの道具を作っておかなければなりません。
雅幸さんが向かったのはお隣仁部屋さんのお宅です。
これまたいきなりのダメ出し。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
ヘヘヘ。ミツ子さんは農業一筋63年ですよね~。
そうです。
大ベテランですもんね!
そうです。
雅幸さんその瞬間に思いつきやわ!
いつもすいません。ヘヘヘヘ。
ほんでこれをこんなんにしてこう掛けるんですよ。
おわかりです?おわかりですか?
はいはいわかります。
ミツ子さん実演どうもありがとうございます。
こうして…これをこうして。
結局長すぎた竹はカットし3本ずつ束ねて縛っていきます。
ミツ子さん12…上から3回な。
雅幸さんそこそこ締めちょっていいんかな?
いやいや教わる事がいっぱいありますね。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
もう私たちの時代は…みんなこんな時代じゃったけん。
ミツ子さんこの人はもう田んぼからお店からなあよう動きますよ。動く動く。
もうちょっともじっとしちょらん。
もう仕事からあの~…。
代々受け継がれてきた暮らしの知恵。
これが一番の財産だとふるさとに帰って気づきました。
この日雅幸さんの田んぼが収穫の時を迎えました。
仲間の協力を得て稲刈りです。
ふるさとに戻って5度目の稲刈りです。
今年のお米はどうなんでしょうか?
雅幸さんたちは竹林で伐採した竹で炭を作り田んぼの土に混ぜて土壌改良をしています。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
竹炭のおかげで美味しく育ったお米を「竹田竹炭米」という名で地域の特産品にしようとしているんです。
しっかりした味わいがあり冷めても美味しいと評判です。
こうして田んぼから町おこしをするグループが「竹田竹炭米研究会」です。
吉野さんが代表です。
倒れた稲は手作業で刈り取ってはざかけ米にします。
これはあの自然乾燥ですのでね機械でやらないから高いです。
そして稲刈りには雅幸さんのお母さんサチコさんも手伝いに来てくれました。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
機械が刈り残した稲を手刈りします。
ねえ。一粒一粒が宝ですもんね。
ところで桃ちゃん。
田んぼを眺めてるあの方はどなたなんでしょうか?
はい。この田んぼの持ち主小代英子さんです。
ああそうなんだ。
いや~そうなんですねえ。
これからもどんどん頼っちょってください。
雅幸さんが色々しちくりますからね。
今年も無事収穫が終わりました。
2歳から85歳までの3世代田んぼで休憩!
朝6時半。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
いくで。よいしょこらさはい。
瀧下家の朝は大忙し。
2歳の息子和幸くんのお世話に追われます。
妻の珠美さんは小学校の臨時講師として働いています。
ですから子育ては分担制です。
出勤準備をする珠美さんに代わって雅幸さんが和幸くんのご飯担当です。
でも…。
ね!そうブーブはあとでね。
緊急事態発生です!ええっ。
サイレン
「救急車が通ります」
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
いやあもうやりたい放題ですね。
でも和幸くんに見つめられるとつい許しちゃうんです。
雅幸さんバイバイ。いってきますバイバーイ。
はいいってらっしゃい!気をつけて~。
そして今日もカレーパンの店らんぷ屋開店です。
あれ?ご飯。
はい。竹田竹炭米をガス釜で炊き上げました。
おうおう。
実はらんぷ屋ではカレーパンだけでなくランチにカレーライスを出しているんです。
おお~。
タマネギとニンジンをたっぷり煮込んだカレーが竹炭米の甘みを引き立ててくれます。
カレーライスで竹田竹炭米のPR。
評判はどうなんでしょうか?桃ちゃん。
では毎週カレーを食べに来てくださる常連の方に伺ってみましょう。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
はいよろしくお願いします。
いかがですか?
ああそうなんですね。
完食ありがとうございます!
雅幸さんこの味をもっともっと広めていきましょうよ!ねっ!
竹田市内を流れる芹川沿いにあるのが名湯長湯温泉。
良質な炭酸泉として知られ体がポカポカ温まると評判です。
おお~いいですね。
雅幸さんはーいごめんくださーい。
忙しい毎日を送る雅幸さんと珠美さんです。
和幸くんを連れて温泉に来るのが休日の楽しみです。
ヘヘヘヘヘッ。
いや~極楽極楽。
温泉につかって寿命が延びた感じです。
少なくともあと20年は長生きしてほしいので。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
見られないけどね。
そうですよね。まだまだこれからですよ!
実は新たな挑戦も始まったばっかりなんですもんね!
今雅幸さんたち町おこしグループでさらなる大きなプロジェクトが動き出しています。人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
そうなんですね。
夢の舞台は自宅の隣に広がる農地です。
来年からここを借りて…。
う~ん!
集落の民家や空き家を宿泊施設にし滞在しながら農業を楽しんでもらう計画です。
なるほどね!夢は広がりますね~。
なんかドキドキしちゃってる。
弱冠64歳です。まだ夢の途中です。
退職後はふるさとでのんびり暮らすつもりでした。
でも人生何があるかわかりません。
新たな出会い新たな命そして新たな目標が生まれました。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
我が子が大人になった時自慢できるふるさとであってほしい。
そのために雅幸さんは駅前カレーパンの味を受け継ぎ田んぼの復活に挑んでいます。
雅幸さん珠美さんこれからも竹田を盛り上げて未来に繋げていってください!
頑張れ父ちゃーん!
応援してまーす!
はい桃ちゃん楽園通信です。
竹田市行ってみたいです!
そうですね!
竹田市には岡城跡など見どころがいっぱい。
豊後竹田駅ではねこの駅長に出会えます。
へえ~!
そして駅前で雅幸さんが営むらんぷ屋。
カレーパンは1日40個限定です。はい。
炊きたての竹炭米を使ったカレーライスもおすすめです!
次回は愛媛県西予市が舞台。
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市
特産品のトマトで町を元気にしたいと奮闘するお母さんのお話です。
仲間たちと一緒に頑張ってます!
人生の楽園 父ちゃんのカレーパン~大分竹田市