2018年11月03日 00:12 - 00:52

ドラマ24 忘却のサチコ 第4歩

画像だけでダイジェスト

高畑充希のグルメコメディー!逃げた婚約者・俊吾を忘れる為、文芸誌の編集者・幸子が追及する“忘却の法則”…旨いものを食す!目が醒める旨さのマグロ料理と出会う! 文芸誌の敏腕編集者・佐々木幸子(高畑充希)は、編集長の白井智昭(吹越満)と共に作家の妻の葬儀のため港町・三崎に来ていた。幸子は漁港で俊吾(早乙女太一)を見かけた気がしてしまい、またも思い出してしまう…そんな時、港で声を掛けられた漁師が俊吾そっくりで…。俊吾は記憶喪失なのでは?と疑う幸子の前に妻を名乗る愛美(木下あゆ美)が現れ…。漁師に連れられ訪れたお店で出てきたのは名物のマグロ料理の数々で…。 佐々木幸子…高畑充希   俊吾…早乙女太一   白井智昭…吹越満 【第4話ゲスト】   石井茂男…泉谷しげる   石井愛美…木下あゆ美 【原作】  阿部潤『忘却のサチコ』  (小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」)    【脚本】  大島里美 【監督】  根本和政 【オープニング・テーマ】  スカート『忘却のサチコ』  (PONY CANYON / KAKUBARHYTHM)    【エンディング・テーマ】  edda『ループ』  (ビクターエンタテインメント/カラフルレコーズ) 【番組公式ホームページ】  http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyakunosachiko/    【番組公式Twitter】  公式アカウント(@boukyakusachiko)  https://twitter.com/boukyakusachiko/ 高畑充希 / 早乙女太一 / 吹越満 / 泉谷しげる / 木下あゆ美 / 大島里美 / 根本和政

いやぁ いい式だったねぇ。
俺 泣きそうになっちゃったよ。
渡部先生気落ちなさってましたね。
うん そりゃそうだよ。
あの奥さん 渡部先生が1冊も 本出せてない頃から
ずっと支えてたんだから。
50年連れ添った奥さん先に亡くすって
どんな気分なのかなぁ。
《50年。
愛ってそんなに続くものなのね》
俺さぁずっと思ってたんだけど
お前 なんでそんな荷物多いの?
先生が ご著書を奥様のお棺に入れたいかと思いまして
念のために デビュー作からすべてお持ちしました。
ですが 葬儀社の方に止められてしまって…。
うん そりゃそうだろ。
どら 1個持ってやるよ。なっ!
大丈夫です。え? あぁ…。
それより編集長私 残って
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葬儀のお手伝いをしたほうがよいのではないでしょうか?
ああ それは担当の橋本の仕事だからいいの。
ってうか お前渡部先生の好みのタイプじゃないし。
見たろ? 各社の担当編集者。
み~んな巨乳のゆるふわちゃん。
はぁ 確かに 皆さん
橋本さんと似たようなタイプの女性だなとは思いましたが。
うん 渡部先生気に入った担当にしか
原稿 渡さないから。
どこの編集部もみんな 似たような子が
担当になっちゃうんだよ。
ああ 奥さんの若い頃も
まさに その巨乳のゆるふわちゃんだったって。
で ある日嫉妬して怒っちゃって
そしたら 先生
「バカだなぁ。 いくつになったって君が いちばん好きだよ。
だから 君に似ている子を見るとうれしくなるんだ」って
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愛の告白をしたんだってさ。
先生 ああ見えても
一度も浮気しなかったんだってよ。
結局 人間最初に好きになった人の面影を
いつまでも追い求めるものなのかなぁ。
は~い お待たせ。
ありがとうございます。
そして…。
これも食べてみて。
ほい。
いただきます。うん。
《甘くて しょっぱい。
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これは…》
何が入ってるかわかる?
マドレーヌの中に… まぐろ。
さすが佐々木。
せいか~い。
マグレーヌ。
こんなものが存在するんですね。
このへんはまぐろが名物だからな。
三崎って言やあやっぱり まぐろ丼か。
そうだ。 せっかくだからまぐろ丼 食いに行くか。
なんてな。
《そういえば 忙しくて
昨日の晩から食事をとっていないんだった。
疲れと空腹で 目がかすむ…》
えっとね ここなんだけどさ…。
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あれ? 佐々…。
俊吾さん!
おい! おい 佐々木。
どこ行くんだよ? おい!
《この町に俊吾さんが?
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でも なんで? どうして?》
いない…。
《落ち着いて 幸子。
普通に考えて 俊吾さんがあんな大きな魚を抱えて
歩いているわけがない。シュールすぎる。
きっと ただの見間違い。
でも 幻覚を見るなんて…》
何か食べなくちゃ。
どうぞ。ありがとうございます。
ありがとうございました。
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はい ありがとうございます。ありがとうございます。
いただきます。
《まずは まぐろの中華まん》
《フワッフワ。
熱々のやわらかな生地に感じるほんのりとした甘み。
見た目も食感も肉まんに似ているけれど
口の中に広がるのは間違いなく まぐろ!
ご当地B級グルメ 侮れないわ。
次は まぐろコロッケ》
《ホクホクとしたジャガイモの中にまぐろの大きな塊が》
《サクサク!
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下味も しっかりついていてソースなんていらない。
食事のメインキャストになる。
続いて まぐろの串焼き》
佐々木~。
ハァー 急にいなくなるからどうしたかと思うでしょ。
何 食べてるんでしょう?
すみません忘却しようと思いまして。
ん? うん。
あっ いやこれ 持ち帰ることにしてさ
まぐろ丼 食べに行かない?
あ~ のんびりしてていいとこだよなぁ。
ちょっと ムードには 欠けるけどな。
おっ。
誰かと こうやって 2人で海 見るなんて 久しぶりだな。
それが 佐々木と~。
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まぁ 別に俺は 嫌じゃないけどな。
《俊吾さんと来たかったな 海。
あ~ また俊吾さんが脳内に》
あれっ? ほ~れ。
あっ 大丈夫です 編集長。いいよ。
おっ 渡部先生の最新刊か。はい。
主人公の侍がヤシの実に頭をぶつけて
記憶喪失になるというお話ですよね。
「記憶は 無くしても愛は 無くさない」。
このコピーが いいんだよな。
そんなこと本当にあるんですかね。
あ~ いやないとは言い切れないだろう。
あっ ほら 心因性の記憶喪失っていうじゃない。
大きなショック 受けすぎちゃって一時的に記憶を失うってやつ。
大きなショックを受ける出来事。
すみませ~ん。 あの~写真 撮ってもらっていいですか?
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お願いします。はい。
えっ! あ~ 引き受けちゃうんだ。
撮ろっか じゃあ。撮ろう。
では 撮りますよ。はい 笑顔で。
白井は~い 笑顔で。
白井は~い 笑顔で。
やっぱり 俊吾さん。
編集長 残りは お願いいたします。はぁ?
おい おい 佐々木。どこ行くんだよ また。
なっ なんでこんなズームしてんだ? アイツ。
《いない》
(石井)ここ関係者以外 立ち入り禁止だけど。
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申し訳ございません。
俊吾さん。
はぁ? いや 俺は漁師の石井和男ってもんだけど。
いや でも…。
なんだよ。 じろじろ見んな。
すみません。知り合いに似ていたものですから。
俊吾さんに。
知らねえな。 おいいいから 出てけ。 危ねえから。
あっ あの しっ 失礼ですが…。
記憶の喪失をなさっているのではありませんか?
あの すまないの手紙も
いなくなることを謝るのではなく
余興か何かをしようとしていてで 手紙を書いて すぐに 何か
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大きなショックを受けるようなことがあって それで…。
石井なに わけわかんねえこと言ってんだよ。
俊吾って誰だ?アンタの恋人か何かか?
しっ 失礼しました。
アンタの着てる それ 喪服?
石井おい アンタ 死ぬ気か!
石井おい おやっさん いるか?茂雄いねえよ。
いるじゃねえか。 おい 入れ。
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おい…。
石井この子に何か食わしてやってくれ。
休憩中。ちょっと待っててくれ。
愛想 悪いけど
あの人 元漁師の料理人で味は絶品だから。
おい 起きろよ。 おい おやっさん起きろ 起きろ 起きろ 起きろ!
なんだよ。頼むよ。
あの子海に飛び込もうとしたんだよ。
このへんで自殺なんかされたら漁が できなくなっちまう。
寝んなよ! 頼むよ。
恋人と死に別れたみたいでなんか 混乱しちゃっててさ。
なっ? 作ってやってくれよ。
ほい。
今日は 思いっきり食って 忘れろ。
あの…。
私の名前は 幸子といいます。
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何か 何か思い出せませんか?
幸子。
懐かしいな。
《懐かしい? 私のことが?
あなたは やはり 俊吾さん?》
ただいま。
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いらっしゃい。
休憩時間じゃなかったの?和男が連れてきたんだけどよ。
別に アイツのこれじゃねえからな。心配することは ねえぞ。
ホントに?
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あの人 都合の悪いことすぐ記憶がないとか言うから。
《記憶がない》
婿養子の分際で女なんか作ったら
そっこうたたきだしてやるけどね。
なに!?
あの… 今 婿養子と?
そう。 和男は 私の旦那。
どうしたのよ。
だから この子はいろいろ 大変なんだからよ。
優しくしてやれ。 優しく。わかった。
ありがとうございます。
あの…。
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和男さんは いつごろ この町へ?
12月の終わりごろかな。
《私の前から俊吾さんが消えたのも
去年の冬。
もしかして記憶喪失になった俊吾さんが
この場所に迷い込み介抱しているうちに 恋仲に。
ありえない話じゃない》
ちょっと 大丈夫?
で そのまま電撃婚しちゃった。
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いい年してバカみたいだけど。
和男さんは こちらに来る前どこにいらしたんでしょうか。
東京らしいけどあんまり教えてくれないの。
まあ 過去なんてもん気にしててもしかたないよ。
人間 どんなに悲しい目に遭っても腹は減る。
だから 悲しいときはうまいもん食って忘れるんだ。
って あの人がよく言うの。
悲しいときはね
おいしいものを食べるといいんだよ
《やっぱり俊吾さん》
じゃ ごゆっくり。
えっ?
あなたは 彼を愛していますか。えっ?
彼を愛していますか。
じゃなかったら一緒になんか なんないでしょ。
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《記憶喪失なんて小説の中の出来事。
そう思っていた。でも ホーキング博士により
宇宙人の存在が肯定されたし青いバラもあるし
マグロのスイーツだって存在する。
俊吾さんが 記憶喪失になることだって きっとある。
ただ 問題は今 俊吾さんが幸せだってこと。
私は彼に記憶を取り戻させるべきなの?》
誰かの幸せを壊してまで。
見せて。
すげえでけえから これ。え~?
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まだダメだよ 開けちゃ。ちょっとだけ。
ダメだよ 楽しみに ダメだよ。まだダメだって。
すげえでかいのこんな なってたから。
ホント?
見せて見せて。ダメダメ…。
はいよ 三崎のマグロ丼定食。
きれい…。
(茂雄)三崎のマグロ丼定食。
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きれい…。
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あの。
どうやって食べれば?
好きに食えよ。好きに…。
いただきます。
《お作法としては小皿の醤油につけて
お刺身みたいに食べるのが正しいと聞いたことがある》
《でも…》
《なんて ツヤツヤして きれいなの》
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《まずは マグロから》
《甘い 口の中に甘みが広がる。
マグロが こんなに甘いなんて知らなかった。
脂ののり具合も最高。
それにこれ お醤油じゃない。
マグロにピッタリ合う甘めのタレ。
自家製かしら マグロのおいしさをより引き立てている。
大将 匠の技が光ってます》
《今度は ご飯と》
《う~ ご飯とマグロの相性抜群!
箸が止まらなくなる。
ご飯とマグロをベストなバランスで口に運べる幸せ。
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丼物だからなせる技マグロ丼 最高!》
《お次は あら汁》
《なんて コクなの。
味噌に溶け出した魚の旨みが一気に流れ込んでくる。
おいしい いろいろなお魚のダシが絡み合って
相乗効果で旨みが何十倍にもなっている感じ。
はぁ…》
マグロのカブト煮だよ。
ここいらじゃよ 余っちまったマグロの頭を カブト煮にすんだよ。
作り方 味付けはなうちごとによって違うんだがよ
これはな 俺のおふくろの味だよ。
食べてみな。ありがとうございます。
《カブト煮…これが漁師町の家庭料理》
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《えっ 何 この皮の食感 プルップル。
今まで味わったことのない感覚。
ちょっぴり甘辛味が身までしっかり しみわたっていて
お箸が止められない!
たくさん入っている これは
玉ねぎ!?
このしぜんな甘みは玉ねぎから出たものなのね。
ああ でも やっぱりこの皮の食感はたまらない!
プルップル最高! 甘辛最高!
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これが漁師さんの立派な肉体を作り上げてきた
家庭の味なのね。
余すところなく おいしい海の王様マグロ!
そして あら汁のたくさんの魚たち。
海の幸の豪華共演!
きらびやかな味が体中に染み渡っていく…。
お箸が止まらない!もう どうにも止まらない!
ありがとう 魚たち。ありがとう マグロ!
ありがとう 大海原!》
波の音
フッフー! フッフー! イヤッホー!
オッケー ヤッホーイ フォー いけ~!
ハッハー!
フゥ…。
大将 ごちそうさまでした。お会計を。
俺は休憩中なんだよ。
休憩中はよカネは受け取らねえんだ。
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いや… でも。うまかったか。
はい。 心なしか 世界が
ハッキリ見えるようになったような気がしました。
そりゃよかった。アンタが さっき飲んだ あら汁な。
あれは毎日味が違うんだよ。
その日 その日にとれた物 入れてっからよ。
二度と同じ味は作れねえ。今日だけの味だ!
だからさ
昨日のことなんか考えたってよぅ意味ねえんだよ。
人間はよ 今日のことと
明日の天気のことだけ考えてりゃいいんだ。
いつまでもよ
消えた男のことなんか気にしてたらよ
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もったいないぞ! ん?
《あれ? 荷物…。
はっ! 編集長を置き去りにしてしまった》
もしもし。やっと つながったよ~。
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もう心配していろんなとこ捜しちゃったよ。
もうしわけございません 編集長。マグロ丼を食べておりました。
えっ 自分だけ?お前 どこにいるの?
くろば亭 というお店です。
それ 俺が佐々木と行きたかったとこだよ!
すぐそこに行くから待ってろ。
すみません 編集長。
私 今から 会わなきゃいけない人がいるんです。
えっ? すぐ行くから待っ…。(通話を切る音)
ハァ ハァ…。(汽笛)
《俊吾さん。
私 俊吾さんに何も言えなかったから。
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ありがとうも さようならも。
だから今度こそ。
そして 今度こそ ちゃんと
俊吾さんを…》
あの…。
(汽笛)
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あの…。
あれ?
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お~ アンタか。
石井さん?おう。
汽笛
違う。 全然違う…。
腹いっぱいになったか。
ハァ… 顔色が違うな。
いえ 顔色ではなく 顔が…。
は?あれは 幻…。
その分なら大丈夫だな。
いや 幸子ってさぁ うちで
昔飼ってた犬と おんなじ名前で。
20歳まで生きたんだよ。ヘッ 大往生だろ。
犬…。
白井見つけた~!
なんだ また喪服かよ。
ここ 関係者以外 立入禁止!
ありがとうございました!
佐々木! これ。
ドラマ24 忘却のサチコ 第4歩
ね 何があった?私にも わかりません。
でも 1つだけわかるのは私は あら汁になりたい!
えっ もう何言ってんの?
今日という日は今日だけなのです。
人生も あら汁も同じ日はないのです!
お前 大丈夫か?早く会社に戻りましょう。
読むべき原稿が私たちを待っています。
あ… ねぇ ちょっと待って~。
俺 マグロ丼食べてないし~!
ちょっ これ 1つ持って~!
ドラマ24 忘却のサチコ 第4歩

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